ヨガの呼吸法とは?効果とやり方について | 通信教育・通信講座のSARAスクールジャパン資格講座
現在位置
通信教育・通信講座SARAトップ > 美容・健康・ボディケアの資格取得講座一覧 > ヨガ資格取得講座 > ヨガの呼吸法とは?効果とやり方を覚えよう

ヨガの呼吸法とは?効果とやり方を覚えよう

ヨガを始めるなら、呼吸法をしっかりとマスターすることが大切です。ヨガの呼吸法にはいくつか種類があり、それぞれやり方が異なります。基本となる呼吸法を覚えて、ヨガの効果をしっかり発揮できるようにしましょう。ヨガの呼吸法が難しいと感じる人は、実際にヨガを始める前に呼吸法だけ練習するのもひとつの手です。そうすれば、体を動かしながら正しい呼吸方法を実践しやすくなります。

今回は、ヨガの呼吸法について詳しく紹介します。とくにヨガの呼吸法の効果ややり方を詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

ヨガの呼吸法とは?効果とやり方を覚えよう

ヨガにおける呼吸とは?

ヨガにおいては、呼吸法がとても大切です。ヨガにおける呼吸法とはどのようなものなのでしょうか。まずは、ヨガの呼吸法の概要について説明します。

ヨガは呼吸を重要視している

ヨガは呼吸を軸にしておこなっていきます。そのため、呼吸がうまくできていないと、効果が高いポーズをとってもその効果は半減してしまいます。ヨガの効果をしっかりと感じたいのであれば、ヨガ独自の呼吸法をしっかりと覚えることが大切です。

プラーナヤーマ

ヨガの呼吸法としては、プラーナヤーマとよばれるものがあります。プラーナヤーマはヨガの基本です。プラーナとは「生命エネルギー」をあらわし、ヤーマは「運ぶ」を示しています。つまり、プラーナヤーマは呼吸をおこなうことで心身を整えて、エネルギーを循環させるという意味になります。プラーナヤーマを正しくおこなうことができると、体の機能を向上させることが可能です。この呼吸法とポーズを組み合わせることで、高い効果が期待できます。

呼吸は自分でコントロールできる身体運動

ヨガで呼吸法が重視されるのは、ヨガは自分でコントロールすることができるからです。呼吸によって心の状態にも影響が及ぶため、内面を重視するヨガにおいては呼吸が非常に大きな意味をもちます。

ヨガにはいくつか呼吸法がある

ヨガの呼吸法といってもその種類はさまざまです。たとえば、腹式、胸式、 片鼻呼吸、ウジャイ呼吸などがあります。これらの呼吸法は、流派や目的によって使い分けられることになっています。とくにこだわりがないのであれば、選んだ教材やインストラクターの指示に従って呼吸をおこなえばOKです。

ヨガの腹式呼吸とは

ヨガにおいてはさまざまな呼吸法がありますが、その中でもとくによく用いられているのは腹式呼吸です。ヨガの腹式呼吸とは具体的にどのようなものなのでしょうか。ヨガの腹式呼吸について詳しく確認しておきましょう。

代表的な呼吸法のひとつ

ヨガの腹式呼吸は、代表的な呼吸法です。腹式呼吸は通常の呼吸法とは少し異なるため、訓練を行わないとなかなかうまくはなりません。コツをおさえてしっかりとマスターする必要があります。腹式呼吸をおこないながら、流れるようにポーズをとることがポイントです。

基本となる呼吸法

腹式呼吸は、ヨガの基本ともいえる呼吸法です。ヨガの効果をしっかりと感じたいというのであれば、必ず腹式呼吸をマスターしておく必要があります。何となくポーズをとればヨガができると思っている人もいるかもしれませんが、ヨガの呼吸法はポーズの効果にも大きな影響を与えます。基本となる腹式呼吸をしっかりとおこなえるように準備を整えておかなければなりません。

腹式呼吸による効果

腹式呼吸を上手におこなうと、ヨガの効果がしっかり発揮されます。それ以外にも、正しい呼吸法にはさまざまなうれしい効果が期待できます。ここでは、腹式呼吸によって得られる効果について紹介します。

インナーマッスルを鍛える

ヨガの腹式呼吸をおこなうと、自然とインナーマッスルが鍛えられます。内臓を意識しながら呼吸するので、筋トレをしていなくてもしっかりとインナーマッスルを鍛えることが可能です。少しずつ腹式呼吸を続けることで、一定期間のあとには鍛えられたインナーマッスルを手に入れることができるでしょう。

内臓のマッサージ効果

ヨガの腹式呼吸ではまわりの筋肉を使って内臓をしっかりと動かします。そのため、内臓がマッサージされる効果も期待できます。普段は、刺激を与えることが少ない体の内側にも働きかけをおこなうことができるので、全身にほどよい刺激を与えることが可能です。内臓の調子が悪いと感じている人でも、腹式呼吸を正しくおこなえばそういった症状の改善にも役立つはずです。

血行促進

腹式呼吸には血行を促進させる効果も期待できます。呼吸で体の内側をしっかりと活性化することができるので、体内の循環がよくなります。体内にたまっていた毒素をデトックスさせる効果も期待できるでしょう。また、血行がよくなることで冷え性やコリの解消につなげることもできます。

代謝の向上

腹式呼吸をすると、全身が活性化するため、代謝もアップします。そうなると、日常生活においても痩せやすい体を手に入れることが可能です。同じ運動量でより多くの脂肪を燃焼させることができるので、ダイエットを意識している人にとってはとくにうれしい効果だといえるでしょう。呼吸法を頑張れば、その分痩せやすい体作りに役立ちます。

自律神経のバランスを整える

ヨガの腹式呼吸には自律神経のバランスを整える効果も期待できます。忙しくてストレスの多い現代人は、何かとストレスを抱えがちです。しかし、腹式呼吸によって体内のバランスを整えることができると、自律神経もしっかりと良好な状態にすることができます。

腹式呼吸のやり方

腹式呼吸は、やり方が特殊なのでうまくできるようになるには、練習が必要です。ヨガで腹式呼吸をとり入れるなら、やり方を事前にマスターしておきましょう。腹式呼吸をするときは、まず背筋を伸ばして立ちましょう。そして、おへその下に手のひらをあててください。そうしたら鼻からおへその下の手に息が届くようなイメージで息をゆっくりと吸っていきます。息を吸うとお腹が膨らんでくるので、その様子を手のひらで感じるようにしましょう。さらに、息を吸い切ったら、今度は鼻から息を吐き出していきます。お腹をへこませないようにして、息が自然に抜けていくようなイメージをもってください。息を吐くときは無理をせず、ちょうどよいところで終わりにして構いません。これを繰り返すことで、ヨガの腹式呼吸ができます。

ヨガをするなら呼吸法の効果を感じよう

ヨガをするなら呼吸法の効果を感じよう

ヨガをおこなうときは、呼吸法がとても大切です。呼吸法がうまくできているかどうかで、ヨガの効果がきちんと出るかどうかが決まるといっても過言ではないでしょう。それだけ呼吸はヨガの効果を握る重要なものとなります。ヨガを始めるときは、呼吸法をしっかりと意識して自分が上手に呼吸できているか確認する必要があります。正しい呼吸法がうまくできなときは、ヨガのポーズをとる前に練習をおこないましょう。そうすれば、呼吸だけに集中することができるので、正しい呼吸法を実践しやすくなります。

ヨガの呼吸法にはたくさんの種類がありますが、最初のうちは基本的なものを覚えるだけで構いません。基本さえおさえてしまえば、ヨガをしながら効果的な呼吸を実践することができます。自分が上手に呼吸できているか分からないときはインストラクターに相談してみるとよいでしょう。正しい呼吸法を覚えて、ヨガを思いっきり活用してみてください。