陰ヨガとは?陽ヨガとの違いや効果を解説
記事更新日:2023年8月21日ヨガにはいろいろな種類があります。その中でも、体をゆっくりと動かしてリラックスできるのが「陰ヨガ」です。ヨガについては何となく知っているという人でも、陰ヨガのことを説明できる人はあまりいないのではないでしょうか。陰ヨガは初心者でも始めやすいのが魅力です。
今回は、陰ヨガについて詳しく紹介していきます。この機会に陰ヨガを初めてみてはいかがでしょうか。陽ヨガの違いや効果についても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

陰ヨガとは?
陰ヨガとは、そもそもどのようなものなのでしょうか。ここではまず陰ヨガの特徴についておさえておきましょう。
ポーズを数分間キープしてほぐすヨガ
陰ヨガとは、動きがかなりゆっくりとしたヨガのことです。3分から5分間ほど同じ姿勢をキープすることにより、筋肉の緊張を緩めていきます。激しい動きやポーズは少ないため、しっかりと体に働き掛けながらほぐしていくことが可能です。
内観的なヨガ
陰ヨガは内観的なヨガともいえます。ゆっくりとポーズをとりながら、自分の内側と向き合う側面が大きいです。もともとヨガには瞑想の要素がありますが、陰ヨガはとくにそれを重視したヨガだといえるでしょう。
運動不足の人や高齢者でも始めやすい
陰ヨガは体を穏やかに動かすことができるため、運動不足で体を急に激しく動かす運動についていけない人や足腰の弱った高齢者でも始めやすいという特徴があります。ヨガの初心者でも陰ヨガを選べば、無理なくヨガの世界観を知りつつポーズをうまくとることができるはずです。
陽ヨガとの違いは?
陰ヨガに対して、陽ヨガとよばれるヨガもあります。陰ヨガと陽ヨガとはどのような違いがあるのでしょうか。ここでは、陰ヨガと陽ヨガの違いについてみてみましょう。
陽ヨガは運動量が多い
陽ヨガは、運動量が比較的多いヨガです。筋肉を鍛えることに重きを置いており、かなり発汗します。ヨガでスポーツのような爽快感を感じたり体を強くしたりしたいと考えているのであれば、陽ヨガが適しているといえるでしょう。
陰ヨガは筋肉より深い結合組織に働きかける
陰ヨガは筋肉をゆっくりと動かし、深い部分で働きかけをおこなうものです。体と心を緩ませて調和させることに重きを置いています。陰ヨガは、陽ヨガよりも内面を意識する比重が大きいヨガだといえるでしょう。
陰ヨガの効果
陰ヨガをおこなうと、具体的にどのような効果が期待できるのでしょうか。陰ヨガには、さまざまなよい効果が期待できます。陰ヨガにはどのような効果があるのか確認してみましょう。
リラックス
陰ヨガは、内面をリラックスさせる高い効果があります。陰ヨガは瞑想に近いものです。陰ヨガのポーズをとりながら自分の内側と向き合っていると、緊張がゆっくりとほぐれていきます。
柔軟性を高める
陰ヨガは体の深い部分にある筋肉に働きかけをおこなうことができます。そのため、筋肉をしっかりとほぐして可動域を広げる効果も期待できます。体がかたい人は陰ヨガをおこなうことで、無理なく体を柔軟にすることができます。
ダイエット効果
陰ヨガは激しい運動ではないですが、ダイエット効果が期待できます。とくに、大きな筋肉のある太ももなどもしっかりとほぐすことができるので、下半身痩せに効果的です。
陰ヨガがおすすめの人
陰ヨガはどのような人がおこなうと、その効果をしっかり実感できるのでしょうか。ここでは、陰ヨガがおすすめの人について紹介します。
心身の緊張をほぐしたい人
陰ヨガがおすすめなのは、心身の緊張をしっかりとほぐしたい人です。陰ヨガをおこなえば、自然と自分自身とゆっくり向き合う時間ができます。そうなると、自分でも気付いていない心の緊張に気がつくこともあります。陰ヨガは他のヨガよりも内面に働き掛ける効果が高いので、心身をともに緩ませたいという人にはぴったりです。
ゆっくりとしたヨガをしたい人
陰ヨガでは、激しいポーズや動きはほとんどありません。そのため、ゆっくりとヨガを楽しみたいという人にはとても合っています。ゆっくりと体を動かすことができるので、激しい運動ができない事情がある人でも無理なく取り組むことができます。
運動不足の人
陰ヨガは運動不足の人にもおすすめです。運動不足の人がいきなり激しい運動をしても、長続きはしません。しかし、陰ヨガはゆっくりとした動きをとるものなので、そういった心配をする必要がありません。運動不足の人が陰ヨガをおこなえば、その高い効果を感じることができるでしょう。
疲れがたまっている人
陰ヨガは疲れがたまっている人にも、とても適しています。陰ヨガでは全身をリラックスさせながら心身をほぐしていきます。そのため、疲れを癒して元気を取り戻すのにぴったりだといえます。
陰ヨガの代表ポーズ
陰ヨガのポーズとしては、具体的にどのようなものがあるのでしょうか。ここでは、陰ヨガの代表的なポーズについて確認してみましょう。陰ヨガのポーズは家でも簡単にできるものばかりです。
バタフライポーズ
バタフライポーズは、股関節の柔軟性を高めることができます。頭、背中、腰のあたりをとくに理ラックさせることが可能です。ポーズをとるときは、まずお尻を床におろして座りましょう。そして、膝を曲げて足の裏どうしをくっつけてください。そして、脚がひし形になるように調整します。ひし形ができたら、息を吐きながら全屈していき、顔を足の上に乗せていきます。肘をすねの外側におろして、手は合唱のポーズをとりましょう。ポーズができたら、力を抜いて股関節を開きます。この状態で5分程度キープしましょう。
ドラゴンポーズ
ドラゴンポーズをとると、股関節の柔軟性を高めることができ、全身に血液を巡らせることができます。安眠やストレス解消の効果も期待できます。ポーズをとるときは、四つん這いになって片方の足を前に出します。そして、後ろ足は軽く引きます。そうしたら股関節の力を抜いて、背中も開いていきます。息を吐くリズムに合わせて股関節を沈めます。座骨が真下に落ちる感覚になったら、下半身の状態は保ったまま胸をゆっくりと引き上げましょう。骨盤は力を抜いた状態で開きます。この動作を反対側もおこないます。
陰ヨガとはゆっくり体を動かす効果的なヨガ!

陰ヨガはゆったりとした動きで負担が少ないですが、効果はとても絶大です。そのため、初心者でヨガをうまくできる自信がないという人は、まずは陰ヨガから始めてみることをおすすめします。陰ヨガなら、ひとつのポーズを長い時間かけておこなうので、レッスンについていけなくて困るということがありません。陰ヨガで体をしっかりと強化していけば、体力もつけることができます。ゆったりとした動きで無理なく体を鍛えられるというのは、とても魅力的ですよね。ダイエットやリラックスなど、体の機能を向上させる以外の効果もあるので、取り組んでみれば必ずメリットを感じることができるでしょう。陰ヨガは高齢者でも取り組むことができるので、さまざまな人が気軽に取り組めるヨガだといえます。陰ヨガは、インストラクターから習うだけでなく、自宅でおこなうことも可能です。まずは、今回紹介したポーズを参考に、陰ヨガがどのようなものか試してみてはいかがでしょうか。
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