ファスティングの資格を取って美容・健康の維持に役立てよう!
今回は、ファスティングで期待できる効果と、ファスティングを学ぶメリットについてご紹介します。
ダイエットだけじゃない!ファスティングの効果とは?
「短期間でダイエット効果が得られるらしい」「海外セレブやモデルのあいだではもはや常識!」と、最近何かと話題のファスティング。固形物を一切とらずに、野菜ジュースやスープ、酵素ドリンクなどから体に必要な栄養を取り入れて、1週間程度かけて緩やかに断食を行うことで、細胞や新陳代謝の活性化のほか、デトックス、脂肪燃焼効果もあるといわれています。
「ファスティングダイエット」という言葉に象徴されるように、ダイエット効果ばかりに注目が集まりがちですが、実はそれ以外にも、多くの体の悩みに効果があることをご存じでしょうか?ファスティングをすることで、次のような効果が期待できます。
肌荒れの予防や改善
ファスティングの際には、便秘や腸内細菌環境を整える作用がある食物繊維や、肌のターンオーバーを促すビタミンなどを摂取するため、肌荒れの予防や改善などの効果が期待できます。
腸内環境改善
人間の体は、食べた物を完全に消化するまでに8時間ほどかかります。1日3食摂取すれば、8時間×3回、つまり内臓が24時間働きっぱなしの状態となります。断食をすると、腸を休めることができるだけでなく、宿便が排出されることで腸内環境の改善が期待できます。
味覚のリセット
ファスティングを行うと、濃い味付けや化学調味料に慣れてしまった味覚のリセット効果が期待できます。人間が持っている鋭敏な味覚を取り戻すことで、薄味の食事でも満足できるようになり、生活習慣病の予防にもつながります。
デトックス
断食をすることで腸が休まり、新陳代謝が高まって、体内に溜まっている毒素の排出が促されます。
代謝機能の改善
代謝機能が低下すると太りやすくなったり、肌のターンオーバーや髪の生成にまで影響が及んだりして、体の老化や不調に直結します。毒素が排出され、腸内環境が整うことで、細胞が活性化されて代謝機能の改善が期待できます。
短期間でのダイエット
ファスティングでは短期間でのダイエット効果が期待できるため、最近では結婚式前の「駆け込みダイエット」法としても人気を集めています。
ファスティングのリスクと注意点
さまざまな効果が期待できるファスティングですが、正しい方法で実践しないと、逆に健康に悪影響を及ぼすリスクがあります。おもなリスクには次のようなものがあります。
十分な準備期間や復食期間を設けないと逆効果に
ファスティングは低カロリーの食事をとる「準備期」、固形物を摂取せず酵素ドリンクや水だけで過ごす「ファスティング期」、段階的に普段の食事に戻していく「復食期」をそれぞれ3日間程度設けて行うのが基本です。
しかし、準備期間を設けずにいきなり断食を始めたり、断食終了後すぐに高カロリーの食事を摂取したりすると、逆に体に負担をかけてしまい、十分な効果が得られなかったり、リバウンドにつながったりしてしまいます。
好転反応が出る場合がある
ファスティングの結果、毒素の排出や、脂肪燃焼により「ケトン体」が通常より多く体内に放出されることで、頭痛や吐き気といった症状が出る場合があります。これは「好転反応」と呼ばれるもので、体がより良い状態に向かう過程で、一時的に現れる症状です。
こうした症状が出た場合には、ファスティングを妨げることのない糖分(はちみつやメープルシロップなど)や、味噌汁などで適度な塩分を摂取するようにしますが、時にはファスティングを中止することが望ましい場合もあり、自己判断で続けるのは危険です。
女性は生理周期にも配慮を
女性は、月経期間中にファスティングを行うと体に負担をかける場合がありますので、生理周期にも配慮をする必要があります。
断食は、少なからず体に負担がかかります。インターネットで得た知識などで、自己流で行うことは絶対に避けましょう。
資格取得を目指して勉強すれば一挙両得!
SARAのファスティング資格講座を受講し、試験に合格すれば「ファスティングソムリエ」と「ローフードソムリエ」の2つの資格を取得することができます。資格取得を目指して勉強に取り組めば、ファスティングに関する正しい知識が得られ、安全・効果的にファスティングが実践できるだけではなく、パーソナルトレーナーやアドバイザーなど、資格を仕事に活かせる道も開かれています。
家族の健康やキャリアアップ、そして自分の美と健康を保つために役立つファスティング資格の取得に、あなたもチャレンジしてみませんか?