彼の両親に会う?!ずばり!ベストファッションはこれだ!
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彼の両親に会う?!ずばり!ベストファッションはこれだ!

初めて彼の両親に会いに行くと決まったとき、あなたはどんなファッションで行きますか。
何を着ていったらいいのかわからない、どんな服装なら嫌なイメージにならないのか心配という人もいることでしょう。
しかし、彼の両親が見るのは、あなたのファッションではなくあなた自身です。まずは、自分の息子が選んだ女性ですから、息子を信じてあなたを見ているはずです。
そう考えて、普段通りのあなたで、会いに行きましょう。

TPOをしっかりと身につけて

TPOをしっかりと身につけて

普段通りと言っても、TPOは大切です。時と場所と目的ですね。
今回は彼の家に、両親に会いに行くということが目的です。
古い中世のヨーロッパなら朝用のドレス、昼用のドレス、夜用のドレスと時間に合わせて服も決まっていましたが、今はそんな時代ではありません。
あまりかしこまらないけれど、崩しすぎない服装を選んでください。
正式な挨拶だからスーツの方が良いかもしれない、それよりもワンピースの方がなど考えすぎてしまうこともあります。
しかし、挨拶がホテルのレストランなどなら、こういった服装も必要ですが、一般の家庭ならあまり正装に近い服装も考え物です。
また、仕事でスーツを着ているからとスーツで行くのも緊張しすぎてしまいます。

おすすめは“オフィスカジュアル”

どちらかと言えば、オフィスカジュアルを意識したような雰囲気が良いですね。
春先ならブラウスにカーディガン、または春らしいセーターに長めのスカートなどが一番ポピュラーでベストです。
カーディガンではなく、軽めのジャケットでも良いでしょう。
普段スカートをはき慣れていない寒がりな人でも、できればパンツではなくスカートをおすすめします。
社会に出たら、女性の正装でパンツは控えたいということを覚えておくことも大切です。
そして、スカート丈は膝下くらいにしましょう。いくら若くても子どもではありません。
もちろん、中高生の交際で相手の親に会うなら短めのスカートもありですが、大学生や社会人なら、少し長めで品の良い恰好をして下さい。
品良くと言っても、学生服のように地味にするのではなく、季節やトレンドに合わせた明るい色を持ってくることも好印象を与えることができますので、忘れないでくださいね。

派手すぎるファッションは考えて

派手すぎるファッションは考えて

彼の親の好みにもよりますが、派手すぎるファッションは避けましょう。
例えば、彼の親が遊園地のキャラクターが好き、○○のファンというのが解っていても、それは後々慣れてきたら、着ることにしましょう。
初めて会う彼女が、いきなり子どものようなキャラクターの服を着ていたら引いてしまいます。
また、ブランドの服もおすすめしません。
いくら高級ブランドが好きと言っても、あまり高額な服は「金遣いが荒い娘」と見られてしまいます。
彼の収入が良くても、自分が働いていても、結婚となれば別です。結婚を意識していないから良い、というならなおさらです。
両親に会うというのは、いずれ家族になることを相手の親は想定しているということです。
いかにも「遊んでいます」「他にも彼がいます」といった服装は好印象にはなりません。
派手なファッション、ブランドファッションは「結婚の意志がない」「結婚をするための心構えがない」「自分本位」と見られていまいます。場合によっては「金目当て」にみられるかもしれません。
身につけるとしても数万円のバッグを持つ程度にすることをおすすめします。
トータルファッションで何万円という値段にならないようにしましょう。

自分の良いところをアピールしよう

自分の良いところをアピールしよう

昔の女性なら、おそらく訪問着か上質な小紋の着物をおすすめしましたが、今は和服はちょっと大変ですね。自分で着物の着付けができても洋服にしましょう。
もちろん、相手が由緒ある家柄というなら、着物で行くのもありです。京都では女の子は着物は何枚あっても無駄にならない、という家もあるくらいです。
しかし、普通の家庭では、いくらあなたが着物好きでも和服でいきなり来られたら、相手の親もそれなりの準備が必要になります。
良いところをアピールしてほしいですが、和服は我慢してください。

自分の欠点=自分の良いところ

良いところと言われてしまうと、皆さん困るようですが自分の欠点が良いところです。
欠点は良い点なのです。

地味=落ち着きがある

例えば、地味な人なら落ち着きがあるということをアピールします。
長めの紺のスカートに白やベージュのセーターやトップス、髪も短めのボブカットにしてはどうでしょう。
スッキリと清潔感のある女性になります。
可愛らしい雰囲気で自分が大好きという人は、普段よりも少し控えめのメイクに、明るい色の服装をしましょう。

おしゃべり=社交的で明るい

おしゃべりで落ち着きがない子は、社交的で明るい自分をアピールします。

おすすめのカラーはパステルカラー

本来、男の子しかいない親の場合、お嫁さんに求めるのは女性らしい可愛らしさだそうです。
そのため、親に挨拶に行く時一番好まれる色は、パステルカラーで中でも薄手のピンクのワンピースやブラウス、カーディガンは良いとされています。
可愛いもの好きな人は、トップスに明るい色を持ってきて、その代わりスカートは紺やグレー、季節によっては茶などちょっと抑えた色を合わせてみて下さい。
レースやリボンがついたトップスなら、スカートはプレーンなフレアースカート、ティアードスカートか、少し華やかにしたい人はサーキュラースカートを選んでみましょう。
落ち着いた色のスカートを持ってくることで、子どもっぽさを消して可愛らしい大人の女性をアピールしましょう。

おすすめのヘアスタイルはハーフアップ

髪はゆるふわの編み込みやくるりんぱを加えた、ハーフアップヘアが良いですね。
明るくて可愛い娘ができると大喜びです。
ロングヘアの人で、普段ただ後ろで結んでいる人は、できれば美容院へ行き髪を整え、美容師さんと相談してみましょう。
運動好きで男性と対等に仕事をバリバリしている女性は、ガサツな自分ではなく、健康的で明るく礼儀正しい自分をアピールしましょう。
ベリーショートのあなたも可愛いですが、ほんの少し髪を伸ばしてみましょう。
スポーティでボーイッシュな人は、スカートには抵抗があるかもしれません。そんな時は、できるだけ正装に近いウールのパンツにしましょう。

控えたいスタイル

くれぐれもスキニーパンツやジーンズ、チノパンは普段着になってしまうことを忘れないでください。

かしこまらず普段通りの自分を

かしこまり過ぎて、あいさつや食事で大失敗をしては、ますます自信を無くしてしまいます。
緊張していることは相手にもわかりますので、ファッションくらいは普段通りの自分で良いのではないでしょうか。
普段でも、オフィス仕事でTシャツにジーパン、ジャージという服装はしませんね。困ったときはオフィスカジュアルのファッションが一番です。
職場恋愛なら彼も見慣れている服装になりますので、事前にどの服が良いかを聞いてみても良いですね。職場では作業着や制服があるという場合は、通勤着を見せてみましょう。
子どもは解っていませんが親子の好みは、おおよそ似通ってくるものです。彼が好きな服装は、両親も気に入るはずです。
普段通りだけれど、好印象を与える服を選んでみましょう。

外見も大切だけれどまずは中身を

外見も大切だけれどまずは中身を

外見のファッションばかりに気をつけても、中身が残念なら台無しになってしまいます。
若い人の多くは、大学生まで点数を取ることを優先に考えていた人がほとんどです。
しかし、大人になると時間や締め切りを守ったり、会社のルールを守ることが大切で、誰も点数をつけてはくれません。
テストに向かって問題を解くよりも、相手を思いやったり、人間同士のコミュニケーションが大切になります。
彼の親は「こんな息子でもしっかりと支えてくれる」女性を求めています。
まずは、ファッションを考える前に、社会人としての対人スキルを磨きましょう。
ベビーカーのまま電車に乗って我が物顔でいるモンスターママになってしまうような嫁なのか、それとも、周囲の人に迷惑をかけていると気遣いできる嫁なのか、彼ママはそんなところを見ています。
彼が親にも会わせたいと思っているのは、いつものあなたです。普段通りに振る舞うことが、一番伝わりますよ。

まとめ

初めて彼の両親に会うのは、緊張しますね。
しかし、そんな両親といつかは家族になるのです。ずっと一緒に暮らすかもしれません。
いずれは老いた両親の面倒を見ることになるかもしれません。
彼の両親は、そんなあなたの結婚の決意を服装の上から見ています。
ただ、おしゃれをして会いに行くのではなく、大人として社会人としてこの女性なら大丈夫、と思われるようなファッションで行きましょう。

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