お菓子作りにおすすめの製菓資格は?学び方もご紹介
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お菓子作りにおすすめの製菓資格は?学び方もご紹介

「家庭でお菓子作りを楽しみたい」「スイーツ関係の仕事に挑戦してみたい」そう考えている方におすすめなのが、お菓子資格の取得です。
資格を取得するための学習でお菓子作りの知識や技術が向上すると、趣味や仕事などで活躍するチャンスが増えるでしょう。

この記事では、おすすめのお菓子資格や資格を取得するメリットなどを解説しています。
資格を取得後、どのように活かせるのかもご紹介していますので興味のある方は参考にしてください。

お菓子資格は民間資格と国家資格がある

お菓子作り資格には、民間資格と国家資格の2種類あります。
国家資格は、政府が正式に承認した資格であり、信頼性と価値が高いとされています。
資格の取得条件として、専門学校への通学や実務経験などの要件が必要です。

民間資格は民間の教育機関や団体が主催する資格で、業界内でのスキルや知識の証明として認められているものです。
比較的手軽に取得できるため、趣味として「おいしいお菓子を作りたい」と考えている方にも人気があります。

民間資格は、国家資格のように経験や学歴の受験資格が設けられていないものが大半です。

またコスト面でも国家資格よりも手頃であり、資格取得にかかる負担が少なくて済みます。
自身の目標やライフスタイルに合わせて、どちらの資格を取得するかを検討しましょう。

おすすめのお菓子資格4選

お菓子作りのスキルを高めるためにおすすめの、お菓子に関する資格をご紹介します。
各資格の概要や受験資格、受験料、合格基準も改質しますので参考にしてください。

製菓アドバイザー

製菓アドバイザーは、JSFCA日本安全食料料理協会が主催する民間資格です。
洋菓子作りに必要な技術を証明する資格であり、資格の取得後は成果アドバイザーとして講師活動もできるようになります。
試験では、製菓に使用する材料の種類や選び方、その材料を使うことで得られる効果などの知識を問われます。

主催団体 日本安全食料料理協会
受験資格 とくになし
受験料 10,000円(税込)
受験申請 インターネット
受験方法 在宅受験
合格基準 70%以上の評価
試験日程 2ヶ月に1回のペース(年度により異なる)

お菓子作りパティシエ

お菓子作りパティシエは、JIA日本インストラクター技術協会が主催する民間資格です。
試験では、お菓子作りに使う粉の性質や種類、お菓子の土台となる生地やクリームの種類や活用方法などに関する知識が問われます。
資格の取得により、洋菓子に関する多様な知識を習得していることを証明できるでしょう。

主催団体 日本インストラクター技術協会
受験資格 とくになし
受験料 10,000円(税込)
受験申請 インターネット
受験方法 在宅受験
合格基準 70%以上の評価
試験日程 2ヶ月に1回のペース(年度により異なる)

菓子製造技能士

菓子製造技能士は、お菓子づ識や技術を証明する国家資格です。
製菓衛生師試験合格者は、手続きをおこなえば、学科試験のうち5問が免除されます。
受験資格に実務経験が必要ですが、製菓専門学校を卒業していると、通常よりも少ない実務経験で試験を受けられます。

主催団体 厚生労働省
受験資格 ・2級:2年以上の実務経験
・1級:7年以上の実務経験/2級合格者は2年以上の実務経験
受験料 ・学科試験:3,100円(税込)
・実技試験:18,200円(税込)
受験方法 各都道府県が指定する場所
合格基準 ・実技試験:100点中60点以上
・学科試験:100点中65点以上

製菓衛生師

製菓衛生士は、都道府県知事が認定する国家資格です。
和菓子や洋菓子など、お菓子のジャンルを問わず製菓技術が身についていることを証明できます。
試験ではお菓子職人として必要な技術のほかに、衛生知識も問われます。

主催団体 厚生労働省
受験資格 都道府県ごとに定められている製菓衛生師養成施設で1年以上学んだ者、もしくは2年以上菓子製造業に従事した経験がある者
受験料 9,500円(税込)
受験方法 各都道府県が指定する場所
合格基準 全科目の合計が満点の6割以上、かつ0点の科目がないこと

お菓子資格を取得するメリット

お菓子に関連する資格を取得すればさまざまなメリットが得られます。
この章では、プライベートな面とキャリアに関する面と、それぞれのメリットをご紹介します。

お菓子作りの楽しみが広がる

資格を取得して高度な技術や知識を身につけることで、お菓子作りの新たな楽しみが広がります。

お菓子作りの醍醐味は、自分ならではの見た目・味・素材にこだわることです。
創造性を発揮して、自分ならではのお菓子ができたら、家族や友人に振る舞うこともできます。

資格学習を通じてお菓子の作り方を学べば、さまざまなテクニックやコツを網羅的に学べます。
そのため、知らなかった製法でお菓子を作ったり、使ったことのない素材の魅力に触れたりなど新たな発見があるはずです。

習得したスキルを仕事に活かせる

お菓子作りの資格取得で得たスキルは、仕事にも活かせます。

仕事にお菓子作りの技術を活かしやすいのは、以下の職業です。

・パティシエ:メニューの企画・開発や製造のコツなど
・お菓子メーカー:商品企画
・小売店の販売:お菓子の食べ方や組み合わせの提案

また、ゲストを招いたり接客をしたりする仕事をされている場合は、ワンランク上のお菓子の知識がゲストに対するおもてなしになる場合があります。
例えば地域の食材を使ってオリジナルのお菓子を作って提供するなど、工夫次第でお菓子資格で得た知識を幅広く活用できます。

お菓子資格はどのような仕事に活かせる?

お菓子の資格は、どのような仕事に活かせるのでしょうか。
具体的な職種をご紹介します。

パティシエ

お菓子資格を取得することで、パティシエとしてのキャリアを築くことができます。
専門スキルを活かして、レストランやカフェ、ホテルのキッチンで働くチャンスが広がるでしょう。
洗練されたデザインのスイーツを製作したり、季節ごとのメニュー開発をしたり、幅広い活躍が可能です。

またイベントでのスイーツ提供やウェディングケーキのデザインなど、創造力が必要な場面もたくさんあります。
一流のパティシエを目指すなら、スイーツのコンペティションへの参加も視野に入れるとよいでしょう。
国内外のコンペティションで技術を競い、評価を受けられれば業界内での知名度を高められます。

スイーツ教室

お菓子資格の取得後は、スイーツ教室の講師としての活動可能です。

例えば、市町村や料理教室などで一般のゲストを招いてお菓子に関する講習会を開く際に、専門家としてお菓子の作り方やコツなどを解説します。

お菓子ならではの魅力を伝えるのも講師の重要な仕事です。

本業が休みの週末だけ教室を開いたり、遠方に住んでいる方のためにオンライン教室を開催したりと、工夫次第で多様な働き方が可能です。

スイーツの商品開発

スイーツの商品開発に携わる仕事に従事するのも選択肢の一つです。
主な職場として食品メーカーやパティスリーなどがあげられます。
新しいレシピや製品の開発に関与して、おいしさはもちろん見た目やトレンドへの対応など、多くの要素を考慮しながら商品を生み出す仕事です。

スイーツの商品開発では、新たなフレーバーや製造技術を取り入れることで、競合他社との差別化を図る必要があります。
業界のトレンドや顧客のニーズを把握して商品の開発をおこなうことで、完成したスイーツのブランド価値向上に寄与するでしょう。

スイーツの商品開発においては、品質管理を徹底することも重要です。
安全性や信頼性の高い商品を届けるためのテストや検証がかかせません。

スイーツライター

スイーツライターも、お菓子資格を活かせる職業の一つです。
専門的な知識を活かして雑誌やWebメディアで、スイーツに関する記事やコンテンツを執筆します。

新しいレシピや調理テクニック、お菓子の文化に関する考察などを文章にしてし、読者に魅力的な情報を提供するのがスイーツライターの役割です。

カフェやパティスリーの最新情報やスイーツのトレンドを紹介することで、業界の活性化につながるでしょう。
ブログやSNS、YouTubeなどを運営して情報発信することで、自身のブランディング構築も可能です。

お菓子資格の勉強方法を4つご紹介

お菓子の資格を取得するためにおすすめの勉強法を確認しましょう。
ここでは4つの勉強方法のメリットやデメリットを解説しますので、自身に適した方法を選択して勉強を進めてください。

テキストやネットで独学する

お菓子作り資格の学習方法として、書店で販売しているテキストや書籍を利用して、独自に学ぶ方法が考えられます。
時間や場所に制約されず、自分のスケジュールにあわせて学べる点が独学のメリットです。
また教材にかかる費用が比較的低いため、あまり予算をかけられない方も取り組みやすいでしょう。

ただし使用するテキストや学習の進め方は、自分で決めなくてはなりません。
学んだ内容が正確ではなかったり、理解が難しい部分があっても気がつきにくいことがあったりするため、信頼性の高い教材を見極める必要があります。

いつでも好きなときに勉強できて自由度が高い分、モチベーションの維持が難しいこともデメリットとしてあげられるでしょう。
独学は、計画性を持ってコツコツ学習できる方に適している勉強方法です。

スイーツ店で修業する

スイーツ専門店で働きながらお菓子の作り方を学ぶ方法もあります。
この方法は、実務経験を通じて本格的なプロの技術や深い知識を習得可能です。
現場のスピード感や効率的な手法を体験できるのは、大きなメリットといえます。

スイーツ専門店で修業する場合に注意したいのは、自己主導での学習が求められる点です。
一から丁寧に指導を受けるわけではないため、働きながらプロの仕事を観察して技術と知識を吸収しなければなりません。
実務を通じてお菓子作りのスキルを磨くことで、将来的なキャリア構築に役立てられるでしょう。

スイーツ教室に通う

スイーツ教室に通って学ぶ方法も選択肢の一つです。

スイーツ教室では、専門の講師から直接指導を受けながら、お菓子作りの幅広い知識と技術を習得できます。
教室の規模にもよりますが、スイーツ教室は料理教室の講師や地元で人気のスイーツ店の店主などが、講師を担当するケースが多いです。

実際にお菓子作りを仕事している専門家から生の声を聞けるのは、とても貴重な経験となるでしょう。
同じお菓子作りを趣味とする仲間同士で意見を交換できることもスイーツ教室の大きなメリットです。

スイーツ教室に通うデメリットは、気軽に通いづらい点です。

教室が自宅の近くにあった場合でも、決まった時間に定期的に足を運ぶのは大変です。
さらに、距離がある場合や時間がかかる場合などは、移動の時間や費用が負担に感じられることもあるでしょう。
また、スイーツ教室の入会金やレッスンの費用もかかります。

以上をふまえて、お菓子作りの目的や目標にマッチした場合に、スイーツ教室に通うことを検討するとよいでしょう。

通信講座で学ぶ

通信講座は、いつでも好きな場所で自分のペースで学べます。
お菓子作りに特化した講座の受講で、作り方の基礎から材料選び、専門的なスキルや知識まで着実に身につけられます。

資格を取得するために必要なカリキュラムが体系的に組まれているため、講座の内容にそって学習することで自然にお菓子作りのスキルが身につきます。

オンライン上で質問や相談ができる講座もあり、講師からのフィードバックを受けながら学ぶことも可能です。
疑問や課題を解決しながら効率よく学習を進められるでしょう。

通学の手間がかからないため、忙しくてスケジュールの調整が難しい方にも適しています。
仕事をしながらお菓子作りを学びたい方や、家事や育児の合間に学びたい方は通信講座がおすすめです。

お菓子資格の取得ならSARAスクールがおすすめ

SARAスクールは、女性からの人気が高い通信講座であり、お菓子資格を取得したい方にもおすすめです。
SARAスクールのお菓子作り講座を受講すると、「製菓アドバイザー」と「お菓子作りパティシエ」の2資格を取得できます。
受講期間は6ヶ月間が目安ですが、最短2ヶ月で資格の取得が可能です。

基本コースとプラチナコースがあり、各コースの特徴は次のとおりです。
【基本コース】
・在宅で受験可能
・試験ごとに10,000円の受験料がかかる。
・受講料:59,800円(税込)

【プラチナコース】
・卒業時に試験免除で資格が認定される
・受講料:79,800円(税込)

受講時の初期費用を抑えたい方は基本コース、確実に資格を取りたい方はプラチナコースがおすすめです。
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まとめ

お菓子資格には国家資格と民間資格があります。
今回ご紹介した資格の種類や特徴を参考にして、自身の目的に適した資格を選びましょう。
これからお菓子資格を取得するなら、自宅で学べる通信講座がおすすめです。

SARAスクールの手作りお菓子講座なら、在宅で「製菓アドバイザー」と「お菓子作りパティシエ」の2資格を取得できます。
基本コースとプラチナコースがあり、プラチナコースを選択すると試験免除となり、課題の提出のみで資格を取得可能です。
お菓子作りに興味のある方やスイーツ関係の仕事に就きたいと考えている方は、まず資料請求してみることをおすすめします。