マクロビの離乳食とは?基本の考え方や注意点を紹介
記事更新日:2023年8月21日マクロビは自然の食材を活かした考え方です。マクロビの考え方を離乳食にとり入れれば、健康的な食生活を実現することができます。とはいえ、離乳食は大人の食事とは異なるため、マクロビの考え方をどのようにとり入れたらいいか分からないという人も少なくないはずです。
そこで今回は、マクロビの考え方を活かした離乳食の作り方についての基本や注意点について紹介します。マクロビに基づく離乳食作りに興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

マクロビ視点の離乳食
健康によいとされるマクロビの考え方を取り入れた離乳食を作るときは、どのようなことに気を付けたらいいのでしょうか。まずは、マクロビ視点の離乳食を作るうえでの基本的な考え方について紹介します。
季節にあった食材を使う
マクロビを意識した離乳力を作るのであれば、季節に合った食材を使用することを第一に考えましょう。マクロビでは自然を意識した食生活をします。季節に合った食材を選ぶようにすれば、旬のおいしい食材をスムーズに摂取することにつながります。
自然の味付け
マクロビの離乳食を作るときは、味付けがなるべく自然になるように意識しましょう。もともと離乳食は薄味で作るのが基本ですが、自然の風味をそのまま活かすことに主軸を置くことがとても大切です。子どもが自然の食材の味を堪能できるように、配慮してあげましょう。
天然素材を使う
マクロビの考え方に基づいて離乳食を作るなら、天然素材にこだわるようにしましょう。無用な添加物はなるべく避けるようにし、自然で安全なものだけを口に運べるように気を付けることが大切です。
離乳食期はエネルギーの上昇期
離乳食期は、人が食べ物の味を覚えたり食事のしかたを覚えたりするうえでとても重要な時期です。生命のエネルギーがどんどん上昇していく時期でもあるため、食材の質にこだわることには大きな意味があるといえます。
年齢ともに5つのエネルギーの変化がある
人は生まれたときから、少しずつエネルギーの状態が変化しています。これを知ると、離乳食期はとてもエネルギーが活発な状態にあることがよく分かります。
*0歳くらい~
生まれたばかりの0歳からは、成長エネルギーがとても活発な時期となります。この時期には、上に伸びる食材を多くとることが推奨されています。具体的には、葉野菜などです。
*15歳くらい~
15歳くらいになると、やっと臓器の状態が安定して消化吸収力が整います。基礎代謝も上がり、大人としての体が出来上がる時期です。
*29歳くらい~
29歳くらいになると、徐々に基礎体力が低くなってくるといわれています。活動量によっては、食べる量をそれまでより少し減らしたほうがよいでしょう。
*43歳くらい~
43歳くらいになれば、それまでの体に対する態度の結果が如実にあらわれてくるようになります。もしもそれまで不摂生をしてきた場合は、体に不調があらわれてくることもあります。
*60歳くらい~
60歳程度になると、エネルギーは凝縮していくといわれています。体の状態を保つための最低限のエネルギーが必要になります。
離乳食期にしっかりエネルギーを摂取することが重要
エネルギーの変化をみるとよく分かるように、小さな子どものうちはエネルギーが非常に活発です。そのため、離乳食期にしっかりと上質なエネルギーを摂取することが求められています。マクロビの考え方に基づいて食事を摂取するようにすれば、体にとって質の高いエネルギーを摂取することができます。
たんぱく質の取り入れ方
マクロビの考え方を取り入れてたんぱく質を摂取するには、どういったことに気を付けたらいいのでしょうか。たんぱく質は体の成長にとってとても重要なものであるため、しっかりと摂取できるように基本をおさえておきましょう。
成長スピードの早い幼児にたんぱく質は必須
幼児はとても早いスピードで成長していきます。たんぱく質は、体の成長にとって無くてはならない栄養素です。そのため、たんぱく質が不足してしまうと、成長のスピードにうまく追いつくことができず、発育不良につながる可能性もあります。マクロビを離乳食に応用する場合は、たんぱく質を適切に摂取できるように意識しましょう。
豆腐や有機ひよこ豆など
マクロビ食でたんぱく質を摂取するには、豆腐や有機ひよこ豆を使用するのがおすすめです。これらは、良質なたんぱく質を含んでいるため、幼児の健やかな成長を後押しするのに役立ちます。
豆類はピューレ状にして与える
豆類のなかには固いものもあり、幼児の臓器ではうまく消化しきれないこともあります。そういったことを防ぐためには、豆類はピューレ状にして与えるのがおすすめです。最初からやわらかくした状態で与えれば、幼児もおいしくしっかりと豆類の栄養素を吸収することができます。
穀物のとり入れ方
マクロビでは、さまざまな種類の穀物を摂取します。幼児に離乳食を与えるときも、穀物を積極的に取り入れるようにしましょう
マクロビの主食は米・麦・粟・ひえ・きびなど
マクロビでは、主食として米以外に麦や粟、ひえ、きびなどさまざまな穀物をとり入れています。それぞれの穀物には、多くの栄養素が含まれているため、幼児の成長にも多く影響を与えることが可能です。
全粒穀物をメインにあたえる
離乳食として穀物を使用するときは、全粒穀物を選ぶようにしましょう。全粒穀物は中庸の食べ物であるため、陰陽のバランスがとりやすいというメリットがあります。
バランスを整える作用
穀物には食物繊維も豊富に含まれているため、体のバランスを整えるのに大きな効果を発揮します。
フルーツのとり入れ方
マクロビの考え方に基づいた離乳食を作るときは、フルーツのとり入れ方にも注意しましょう。マクロビにおいてフルーツは扱いが難しい食材でもあるため、ポイントをおさえて離乳食にとり入れることが大切です。
オーガニック果実を選ぶ
マクロビに基づいて離乳食を作るなら、オーガニックの果物を選ぶようにしましょう。オーガニックのフルーツを選ぶことで、より安心して子どもの口へ運ぶことができます。
陽の果物と陰の果物
フルーツのなかには、陽の要素をもつものもあれば陰の要素をもつものもあります。陽の果物としては、りんごやベリー系などがあげられます。また、陰の果物としては、スイカやバナナなどがあげられます。それぞれのバランスに注意することが大切です。
フルーツは与え方に要注意
子どもにフルーツを与えるときは、与え方に注意しましょう。まず、柑橘類は1歳以上になってから与えるのが鉄則です。また、フルーツの過剰摂取にならないように気を付けましょう。フルーツを与えるのは、食後から30分以上あけることも大切です。さらに、フルーツはそのものをメインで与えるというよりも、陰陽のバランスを整えるために少量を与えるようにすると失敗を防ぐことができます。
マクロビの離乳食で子どもの健やかな成長を応援しよう

マクロビの考え方を離乳食にとり入れれば、自然の食材を活かした食生活を小さいうちから実践できます。小さい頃の食生活は、一生に大きな影響を与えるといわれています。子どもが健やかに成長するためにも、マクロビの健康的な食生活の考え方を離乳食にとり入れてみてはいかがでしょうか。
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