LEDキャンドルの種類やメリット、アレンジ方法
記事更新日:2023年8月21日「キャンドルに興味はあるけれど、火を使うのはちょっと心配……」と思っている方におすすめしたいのが、LEDキャンドルです。LEDキャンドルはろうそくのかたちをしていますが、その正体は電気による照明器具です。
とくに最近では、本物の炎と見間違うほど精巧なLEDキャンドルがたくさん販売されています。インテリアにできるおしゃれな製品もたくさんありますよ。シンプルなLEDキャンドルなら、アレンジして楽しむことも可能です。
今回はそんなLEDキャンドルの種類や魅力とともに、LEDキャンドルを楽しむためのアレンジ方法について紹介します。
目次
LEDキャンドルの種類
LEDキャンドルは、本物の火の代わりに、電気の明かりでろうそくの光を表現しています。同じLEDキャンドルでも電池式と充電式の2種類があります。
電池式
電池式のLEDキャンドルでは、使用する電池によっても微妙に特徴が異なります。ボタン電池を使用するタイプは数百円で購入することができますが、電池の寿命が短いため長時間の点灯には向きません。単3電池を使用するタイプなら、より明るい光を長時間点灯させることが可能です。
充電式
LEDキャンドルのなかでもとく便利なのが、充電式のタイプです。電池式のものに比べると少し値が張りますが、1回の充電で電池よりも長い時間ライトを点灯させることができますし、電池を何度も購入する手間がありません。日常使いをするなら充電式がおすすめです。
LEDキャンドルのおすすめポイント
LEDキャンドルは火ではなく電気を使用することから、手軽で使いやすいのが魅力です。LEDキャンドルのおすすめポイントについて詳しく紹介します。
消し忘れても安心
LEDキャンドルの最大の利点は、消し忘れても平気なところです。本物のキャンドルは片時も目を離せないのが億劫ですが、LEDキャンドルならそんなことはないので安心です。LEDキャンドルの明かりをつけたまま買い物へ出かけたり、眠ったりしても火事になる心配はありません。
炎の揺らぎも表現
LEDキャンドルは、単にろうそくのかたちをしているだけではありません。最新のLEDキャンドルは、ろうそくの火のかたちや光の不規則な揺れもしっかりと表現することができます。 ろうそくには「1/fゆらぎ」という自然界特有の揺れがあります。たとえば、波の音や心臓の鼓動などのリズムも「1/fゆらぎ」です。LEDキャンドルはこの「1/fゆらぎ」を再現しているため、本物のキャンドルに近い癒しの効果も期待できます。
リモコンでオンオフが可能
LEDキャンドルのなかには、リモコンで点灯のオンとオフを切り替えることができる製品もあります。リモコン付きなら、オブジェとして部屋の高いところに設置することも可能でしょう。また、タイマー式のLEDキャンドルもあるため、オンオフを行いたい時間が決まっている場合にはとても便利です。
アレンジが自由自在
LEDキャンドルなら近くに燃えやすいものがあっても火が燃えうつることがないため、アレンジが自由自在です。紙を使ったデコレーションをしてもいいですし、布の上においても問題ありません。 ただし、電気がついている部分にデコレーションの材料が長い時間直接触れてしまうと、ショートする恐れもあるため注意しましょう。
どんな場所でも使用できる
通常のキャンドルは、風が強い場所や日の当たる場所を避けて使用する必要があります。しかし、LEDキャンドルならそういった制約はありません。窓辺でも安心して使用することができます。
手入れが簡単
火をつけて使用するキャンドルを長く楽しむためには、芯の長さを随時調整したり、溶けたロウを捨てたりしなければなりません。それだけでなく、キャンドルはロウの溶け方が均一になるように、一度火をつけたら1時間以上は火をつけておくのが望ましいとも言われています。キャンドルを使用するたびにこういった手間がかかるのは、少し面倒だと感じる方が多いのではないでしょうか。 しかし、LEDキャンドルにはもちろんこういった手入れは必要ありません。仮にLEDキャンドルに汚れがついてしまった場合は、水で濡らしてかたく絞った布を使い、優しく汚れを落とせばOKです。
LEDキャンドルのアレンジ方法
LEDキャンドルは、実は100円ショップで購入することができます。100円ショップで購入できるLEDキャンドルは小さくてシンプルなものがほとんどですが、アレンジしてオリジナルのキャンドルを作るにはこれがぴったりです。いろいろなアレンジでオリジナルのLEDキャンドル作りを楽しんでみてください。
キャンドルをデコレーション
まずはキャンドル全体のアレンジについて紹介します。LEDキャンドルは結婚式でもよく利用される演出の1つで、さまざまなアレンジ方法があります。
*マスキングテープやリボンテープを巻く
LEDキャンドルのまわりをぐるりとマスキングテープやリボンテープで巻くという一手間で、アレンジが完成します。マスキングテープやリボンテープも100円ショップで購入できるため、気軽にアレンジできますね。
*レースペーパーやトレーシングペーパーを巻く
LEDキャンドルのまわりに紙をまくだけでとてもおしゃれな印象になります。本物のキャンドルのまわりに紙を巻くのは火が燃え移る恐れがあるため危険ですが、LEDキャンドルならそんな心配もありません。 とくにおすすめなのが、レースペーパーやトレーシングペーパーです。LEDキャンドルの光が繊細なデザインを優しく照らすため、とても美しい照明ができあがります。
*グリッターやラインストーンを施す
LEDキャンドルのライトの部分以外をグリッターやラインストーンでデコレーションすると、キラキラ輝くゴージャスな印象になります。パーティーなど派手なデコレーションを楽しみたいときにおすすめです。キラキラしたシート状のシールなどを使用するとより簡単ですよ。
キャンドルホルダーを工夫
キャンドルを入れて使用するキャンドルホルダーもいろいろな工夫ができます。LEDキャンドルならキャンドルホルダーの素材として紙を使用することができますし、身のまわりの小さな容器などを活用することも可能です。たとえば、製菓用のカップケーキの入れ物を使用すると、かわいらしい印象になります。
ランプシェードを工夫
LEDキャンドルを電球に見立てて、ランプシェードと合わせるのも素敵です。たとえば、ちょうどいい大きさの瓶をさかさまに被せてリボンをかけたり、プラスチック製のおしゃれな容器に入れたりすることもできます。 また、薄めの紙で箱を作ってLEDキャンドルを入れると、柔らかい光がふんわりとあたりに広がるため素敵です。アクセントにハート型や星形の切り込みを入れるとかわいらしい印象が強まります。
LEDキャンドルならキャンドルの楽しみ方も自由自在!
LEDキャンドルはキャンドルのいいところを生かしつつ、より安全に楽しむことができます。燃えやすいものを避ける必要がないため、アレンジの幅や設置できる場所の条件が広いのが嬉しいですよね。
キャンドルがあるだけで一気におしゃれな雰囲気が高まるため、パーティーでの使用はとくにおすすめです。常に目が届くわけではない場所で使用するときや小さな子どもが使うときでも安心です。
キャンドルに興味はあってもなかなか手が出ないという方は、まずはLEDキャンドルからキャンドルをはじめてみてはいかがでしょうか。