キャンドルを最後まで使い切るには | 通信教育・通信講座のSARAスクールジャパン資格講座
現在位置
通信教育・通信講座SARAトップ > 手芸・ハンドメイドの資格取得講座一覧 > キャンドル資格取得講座 > キャンドルを最後まで使い切るにはどうしたらいい?

キャンドルを最後まで使い切るにはどうしたらいい?

キャンドルを使用していると、最後のほうにロウが残ってしまってすべて使い切れないことも多いですよね。しかしこれは、キャンドルの燃やし方を工夫することで解決できます。ちょっとしたポイントに気をつけるだけで、お気に入りのキャンドルを最後まできれいに使い切ることができますよ。

では、キャンドルを最後まで使い切るには、具体的にどうしたらいいのでしょうか。今回はキャンドルを使い切る方法について詳しく紹介します。いつもキャンドルを使用している人はもちろん、これからキャンドルを使い始める人も要チェックです。

キャンドルを最後まで使い切るにはどうしたらいい?

キャンドルを最後まで使うには?

キャンドルを最後まで使い切るにはどうしたらいい?

キャンドルを最後までしっかりと使うためには、どのようなことに気を付ければよいのでしょうか。ここではまずキャンドルを最後まで使うために必要な基本的な考え方について紹介します。

ロウを均一に溶かす

キャンドルを最後まで使うというのは、すなわちロウを最後まで無駄なく使い切るということです。そのため、ロウを均一に溶かしていくことを意識する必要があります。部分的に溶けすぎている部分または反対に溶けていない部分があると、どうしてもキャンドルを最後まで使い切ることができません。

均一に溶かさないと最後まで楽しめない

残ってしまったロウは残念ながら捨てるしかありません。不均一な状態になっているので、たとえ芯が残っていても上手く燃やすことができないでしょう。アロマキャンドルのように香りが楽しめるものであれば、特に最後までしっかり使いたいと思いますよね。そのためにはキャンドルを使い始めたら、常に均一にロウを溶かすことを意識すべきです。

ロウを均一に溶かす方法

では、キャンドルのロウを均一に溶かしていくためにはどのようにすればよいのでしょうか。ロウを均一に溶かすといっても、キャンドルを振るなど危険なことをする必要はありません。ちょっとした工夫でロウを均一に溶かすことができるので、キャンドルを使用するときはぜひ以下のポイントを心掛けるようにしてください。

1回の燃焼時間を長くする

キャンドルを均一に溶かすためには、1回の燃焼時間を長くすることが必要です。一度キャンドルに火をつけたら、最低でも1~2時間程度は継続して燃焼させるようにしましょう。キャンドルの燃焼時間が短いと芯のまわりのロウだけが溶けることになり、外側付近のロウだけが残ってしまいます。そうなってしまうと、不均一な状態となってしまうので注意が必要です。

先端ではなく芯の根もとに火をつける

キャンドルに火をつけるときは、芯の先端ではなく、根元に火をつけるようにするのがポイントです。芯の先端に火をつけてしまうと芯だけが燃えてなくなってしまったり、キャンドルに完全に火がつくまでに時間がかかってしったりします。そうなるとキャンドル全体の燃え方が不均一になってしまうので要注意です。芯の根元に火をつけるようにすれば、キャンドルにより火をつけやすくなるので寒い季節でもすぐに火をつけられるようになります。

均一に溶かすための注意点

キャンドルのロウを均一に溶かすには、ほかにも気をつけておくとよいことがあります。キャンドルをより均一に溶かしやすくすることができるので、最後までキャンドルを使い切るために大いに役立つといえるでしょう。キャンドルに火をつける前にここで紹介するポイントをチェックして、問題がないかどうか確認するようにしてください。

火をつける前に芯の長さを確認

ロウを均一に溶かすためには、芯の長さも重要です。きれいにキャンドルを溶かしていくためには、芯の長さは5mmくらいあるとよいです。芯が短すぎるときは、キャンドルにマッチなどで火を当てて芯のまわりのロウを溶かしましょう。溶けたロウを捨てると、芯が出てきます。なお、ロウを捨てるときは水道に流してはいけません。水道に流してしまうと途中で固まってしまい、つまりの原因となる恐れがあります。新聞紙などにとっても燃えるごみとして処分してください。

風を避ける

ロウを平らな状態で溶かしていくためには、風を避けることも必要です。キャンドルが燃えている状態で風に当たると炎もあおられるため、ロウの溶け方が不均一になります。そもそも風がある場所でキャンドルを使用すると、火がまわりに燃え移る危険があるため注意しましょう。どうしても風がある場所でキャンドルを使用したいという場合は、風の影響を避けられるようなキャンドルホルダーに入れて使用するのがおすすめです。

平らな場所で使用する

キャンドルをきれいに溶かすためには、平らな場所に置くことも大切です。斜めな場所に置いたキャンドルに火をつければ、当然火が当たる部分も不均一になるため、ロウの溶け方にばらつきが出ます。キャンドルを使用するときは、平らな場所において使用するようにしましょう。そもそも斜めな状態でキャンドルを使用すると、倒れて火がまわりに燃え移ってしまう恐れもあるので注意が必要です。

バランス悪く溶けたロウの対処法

いくら気をつけていてもちょっとした影響が原因となり、ロウが不均一に溶けてしまうこともあります。その場合は、どのように対処したらいいのでしょうか。少しバランスが悪くなってしまったくらいの状態であれば、適切な処理をすることでバランスのよいキャンドルの状態を復活させることが可能です。万が一、キャンドルが不均一になってしまった場合は、以下の方法を試してみてください。

グラス入りの場合

グラスに入っているキャンドルの場合は、湯煎で溶かして平らにするという方法がとれます。熱いお湯の中にグラス入りのキャンドルを浮かべると、ロウが溶けて均一になります。そのまま取り出して放置しておけば固まるので、再びキャンドルとして使用できます。ただし、湯煎をするときはグラスの中に水が入ってしまわないように注意しなければなりません。また、ロウを再び固めるときは、芯の先がロウの中に埋もれてしまわないよう、割り箸などで挟んで固定しておくと安心です。

太いキャンドルの場合

太いキャンドルを使用する場合、外側のロウが溶け切らずに残ってしまうことがあります。そのような部分は、ロウの壁と表現されることもあります。ロウの壁ができてしまったときは、キャンドルの火を消した後にロウの壁を切り取って捨てることが必要です。この作業をすれば、キャンドルの燃焼後にロウの壁が残っていても、再び均一な状態に戻すことができます。

キャンドルを最後まで使い切るためにポイントをおさえよう

キャンドルを最後まで使い切るためにポイントをおさえよう

キャンドルを最後まで使い切る方法は、意外と簡単です。普段キャンドルを使用するときに気をつけるようにすれば、特に問題はありません。キャンドルを使用するときの習慣として身につけ、徹底するようにするといいでしょう。キャンドルを溶かしたり削ったりする作業は、慣れないうちは少し難しく感じられるかもしれません。しかし何回かやっているうちにすぐにコツをつかむことができるはずです。やけどやケガに注意しながら、丁寧に作業しましょう。

キャンドルを最後まで使い切る方法をしっかり実践できれば、キャンドルをしっかり楽しめます。お気に入りのなら特に最後まで楽しみたいですよね。ロウを均一に溶かす方法をマスターして、キャンドルをきれいに使っていきましょう。