こんなにたくさんある!キャンドルの種類を知ろう
記事更新日:2023年8月21日炎がゆらゆらと揺れて美しいキャンドルには、たくさんの種類があります。それぞれ見た目や使い方に特徴があり、キャンドルのさまざまな部分を楽しめるようになっています。キャンドルを生活の中で活用するなら、種類についても知っておくとよいでしょう。いつもとは違ったキャンドルを使えば、よい気分転換にもなるかもしれませんね。
キャンドルの種類としてはどのようなものがあるのでしょうか。今回はキャンドルの種類について、詳しく説明していきます。
目次
キャンドルの種類について
キャンドルは見た目も美しいものが多いですよね。とはいえ一口にキャンドルといっても、キャンドルにはたくさんの種類があります。まずはキャンドルの種類に概要をおさえましょう。
使用目的によって素材や形状が異なる
キャンドルの種類は、使用目的に合わせて決まっています。キャンドルの使い方はいろいろなるため、それによって素材や形状にも違いがあるのです。キャンドルをより楽しみたいのであれば、そういった違いにも着目して使い分けをおこなうようにするとよいでしょう。キャンドルの種類によって楽しみ方は異なるので、いつも使っているのとは違うタイプのキャンドルを使えば、新たな発見があるかもしれません。もしかするとより手軽に楽しめると感じられる方法もあるかもしれないので、キャンドルの代表的な種類を知っておくとよいでしょう。
豊富な種類がある
キャンドルにはさまざまな種類があります。同じように使用できるタイプでも見た目の形状が違う場合があります。また、使い方に合わせてさまざまな加工がされているキャンドルもあります。キャンドルに興味があるなら、いろいろな種類を実際に使ってみることで自分に合ったキャンドルを見つけましょう。
キャンドルの形状の種類
キャンドルにはたくさんの形状の種類があります。それぞれに名前がついているので、それを覚えておくとキャンドルを購入する際にもとても探しやすくなるでしょう。まずはキャンドルの形状の違いによる分類についてみて見ましょう。
テーパー・キャンドル
テーパー・キャンドルは、先が細くなっていて燭台にさして使用するタイプです。テーパー(Taper)とは「先細りの」という意味を表しています。テーパー・キャンドルの歴史は非常に古く、紀元前から世界中で使用されていたといわれています。現代でもテーブルコーディネートのアイテムとして使用されるなど、多くの人に愛されています。ベーシックキャンドルの中でもとに代表的なキャンドルだといえるでしょう。テーパー・キャンドルは、単に棒状のキャンドルといわれることも多いです。
ピラー・キャンドル
ピラー・キャンドルは、柱の形状をしたキャンドルです。ピラー(Pillar)は「柱」を意味する言葉です。断面が丸型のものが一般的ですが、角形や星形のものもあります。火の燃え方が美しいキャンドルだといわれており、人気が高いキャンドルです。ホルダーに入れなくても使用できますが、ロウが垂れてしまうのでできれば耐熱性のお皿やプレートに乗せて使用したほうがいいでしょう。
ボーティブ・キャンドル
ボーティブ・キャンドルは小ぶりなキャンドルで、古い時代に宗教儀式のために使われていました。ボーティブ(Votive)は「お供え物」という意味をもっています。宗教儀式のために使用されていた頃は色が白で無香料のものが主流でした。しかし現在では、ボーティブ・キャンドルはアロマ・キャンドルの代表的な形状として普及しており、色や香りの種類は多種多様です。カップ型のホルダーに入れて使用すると、全体を無駄なく燃焼させることができます。
モチーフ・キャンドル
モチーフ・キャンドルは、その名のとおり何かのモチーフをかたどったキャンドルです。ハートや星などの形をモチーフとしたものはキャンドルのお店でも一般的に販売されています。モチーフ・キャンドルは、特別なときのために作られることも多いです。たとえば、結婚式のために新郎新婦の姿がかたどられたモチーフ・キャンドルが手作りされることもあります。火をつけて明かりを楽しむというよりは、飾ってキャンドルの見た目を楽しむというのが一般的です。
キャンドルの使い方別の種類
キャンドルには、使い方によって別の名前がつけられていることもあります。
カップ・キャンドル
カップ・キャンドルは、もともとキャンドルがあらかじめプラスチックやアルミなどのカップに入れられているものです。そのままキャンドルホルダーに入れて使用します。ロウが垂れるのを防げるのでとても便利です。特にカップが透明なものを選べば、他のキャンドル同様にキャンドルの明るさを楽しむことができます。
アロマ・キャンドル
アロマ・キャンドルは、香りが主役のキャンドルです。エッセンシャルオイルなどを使用してキャンドルに香りをつけています。キャンドルに火を灯すことで自然とアロマの香りがまわりに広がります。アロマの香りはキャンドルの優しい光とともに見る人を優しく癒す力をもっています。
フローティング・キャンドル
フローティング・キャンドルは、水をはった容器に浮かべて使用するキャンドルです。ロウは水よりも軽いため、水の上でゆらゆらと明るい光を照らします。水に浮かべるため、安全性が高いところも魅力だといえます。また、ロウが垂れることを心配しなくていいのも大きなメリットです。なお、容器は耐熱性のものを使用しましょう。
流しこみキャンドル
流し込みキャンドルは、容器にロウを流して作ったものです。流しんで作られたキャンドルは多く、さまざまな形状のキャンドルが作られています。キャンドルの作り方としても代表的なものです。流し込む容器はグラスや缶などさまざまです。流し込むものを工夫すればそれだけでも違った雰囲気のキャンドルを作ることができます。ふたがついているタイプのものであれば持ち運んでも芯が折れるのを防げるため、旅行にも持って行けます。
ランタン
ランタンは、中に芯やワックスのない器の形をしたものです。中に小さなキャンドルを入れて楽しむことができます。ランタンは何度も使用するため、火に強い性質をもっています。あまり目にする機会はないかもしれませんが、ランタンを使用するととても素敵な雰囲気を作ることができます。
キャンドルにはたくさんの種類がある!
一口にキャンドルといっても、種類はとてもたくさんあります。今回は代表的なものを中心に紹介しましたが、ほかにもたくさんのキャンドルの種類がありますよ。キャンドルは古い時代から人々の生活を支えてきたものなので、人にとって無くてはならないものとして重宝されてきました。現代では電気が普及しているので、普段の生活の中でキャンドルを使用する機会は少ないといえるでしょう。しかし、キャンドルを日常に取り入れれば温かい炎のゆらめきで優しい気分になれること間違いなしです。とくにアロマ・キャンドルのように癒しの力が強いものを使用すれば、気持ちを高めるのにはぴったりだといえるでしょう。
キャンドルを使用すれば、普段の生活の中に優しい温かさを取り入れることができますよ。好みに合ったキャンドルを見つけて、ぜひ家の中で使ってみてください。そうすれば素敵な空間を演出することもできるはずです。