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キャンドルの捨て方とは?正しい処分方法を徹底しよう

キャンドルを使っていけばロウが溶けていくので、そのうち使えなくなるときがきます。しかしそのときでも、ロウは全てきれいになくなるわけではなく、容器の底に少し残っている場合がほとんどです。そのような場合、ロウはどうやって処分すればよいのでしょうか。また、キャンドルついていた容器はどのように捨てればよいのでしょうか。よく考えてみると分からないと感じる方も多いはずです。

そこで今回は、キャンドルの正しい捨て方や処分方法について紹介します。きちんとした捨て方でキャンドルを最後まで丁寧に扱いましょう。

キャンドルの捨て方とは?正しい処分方法を徹底しよう

キャンドルの捨て方

キャンドルの捨て方とは?正しい処分方法を徹底しよう

使い終わったキャンドルなどを捨てる場合は、どのようにすればよいのでしょうか。まずはキャンドルの捨て方の基本についてみていきます。キャンドルの捨て方はそこまで難しいものではないので、基本的な方法を確認して確実に捨てられるようにしましょう。

ろうそく部分

キャンドルそのものであるロウソクの部分は、燃えるごみとして捨てて構いません。キャンドルはもともと火をつけて燃やすものなので、当然といえば当然ですね。ただし、キャンドルを使い終わってすぐのうちは残り火がある可能性もあります。残り火がある状態でキャンドルを捨ててしまうと、火事の原因になってしまうので注意しましょう。そういった危険を防ぐためにも、キャンドルを使い切ったら少し置いて確実に火が消えたことを確認したうえでごみとして出すようにしましょう。どうしてもすぐに捨てたいというときは、使い切ったキャンドルに水をかけてしっかり消火してしまうのがいいです。

ガラスなどの容器

キャンドルに容器がついている場合は、ろうそく部分と外して別のごみとして捨てる必要があります。ガラスなどの耐熱容器であれば、ごみの種類は燃えないごみです。もしもキャンドルが残っていたりこびりついていたりするときは、きれいに取り除いてから捨てなければなりません。ちょっとした部分ですが、分別は重要です。こびりついたロウの取り除き方については、追って詳しく説明します。

キャンドルは日常で自然発火することはない!

キャンドルを捨てるとなると、ごみ捨て場などでの自然発火について不安がよぎるかもしれません。とはいえ、キャンドルの発火温度は400度以上なので、日常的な場面で自然に発火するということはほぼないです。そのためごみとして処分するときも、自然発火を心配する必要はないといえます。なので、普段の捨てているようなごみとまとめて捨てても問題はありません。どうしても心配な場合は捨てるキャンドルを他のごみとは一緒にしておかず、実際にごみ置き場にもっていく際にまとめるようにするといいでしょう。

残ったロウの後処理法

容器などにロウが残ってしまった場合は、どのように処理すればよいのでしょうか。少しの量のロウであれば、固いもので削り取ることもできます。とはいえ、容器全体にびっしりとこびりついているロウを全て削るのは大変です。そこで役に立つのが温度変化を利用した処理方法です。やり方を詳しくみてみましょう。

湯煎する

こびりついたキャンドルをとる方法としては、熱を使った方法があります。まずはロウがこびりついている容器に熱湯を注ぎ、ロウをやわらかくします。すると、だんだんロウが溶けて水面に浮き出てくるのが確認できるでしょう。そのままお湯の温度が下がるのを待ち、熱がとれたらロウを新聞紙などで拭き取ります。容器を水で流せば、ロウがきれいに取れているはずです。もしもキャンドルを手作りする予定があるなら、きれいになった容器をそのまま再利用することもできます。素敵な容器をまた使用できるのはうれしいですよね。ただし、容器の材質などによっては再利用に向かない場合もあるので、しっかりとした判断が必要です。

凍らせる

こびりついたロウをきれいにとる方法としては、凍らせるという方法もあります。ロウがこびりついた容器をそのまま冷凍庫などに入れて冷やします。ロウが凍るとパリパリの状態になり、簡単に手出ることが可能です。やけどをする心配もないですし、溶けたロウを新聞紙などですくう必要もありません。手や周りが汚れにくいのでおすすめの方法です。ただし、容器がガラスの場合は凍らせることで割れてしまう恐れがあるので注意が必要です。ガラスの厚みや種類によっては凍らせる方法よりも湯煎する方法が適しているでしょう。

捨て方の例外

キャンドルは、基本的には普段のごみと同じように捨てることができます。ただし、場合によっては別の方法が必要になる可能性もあります。そのためキャンドルを始めて捨てる場面では、念のためキャンドルの捨て方についてひと通り確認しておいたほうがよいでしょう。少し面倒に感じられるかもしれませんが、最初にしっかり確認すれば後は同じように処理すればいいので手間はありません。

自治体によってゴミの分別ルールが異なる可能性も

一般的には、ロウは燃えるごみとして扱っている自治体がほとんどです。ただしごみの分別は市町村ごとにそれぞれ違うルールがあるため、確実に燃えるごみとして捨てられるという確証はありません。そのため、キャンドルを捨てるときは、一応捨て方について確認しておくのが無難です。分別を間違うとごみの回収がされないので要注意です。 なお、自治体によってはごみの捨て方について動画などを用い、丁寧に解説しているところもあります。まずは自治体のホームページをよく確認して役に立つ情報はないか探してみましょう。そのうえでどうしても分からなければ、直接問い合わせをして聞いてみるのが確実です。一度しっかり確認すれば後が楽になるので、最初のうちに正しい方法を理解しておきましょう。

大量に処分する時はクリーンセンターに持ちこむ手もある

何かの理由で大量にキャンドルを処分する必要があるときは、クリーンセンターに直接持ち込むという手もあります。クリーンセンターでの処分は、重さで料金が決まる場合がほとんどです。お金がかかりますが、確実にきちんと処分できるので安心です。ただし、クリーンセンターによっても処理してもらえるごみに決まりがある場合があります。実際にキャンドルのごみを持参する前に、決まりを確認しておいたほうがよいでしょう。

キャンドルを処分するときは正しい捨て方をしよう

キャンドルを処分するときは正しい捨て方をしよう

キャンドルの捨て方といっても、基本的にはそこまで難しい方法をとる必要はありません。一般的な分別方法に従って処分すれば何も問題はないです。容器にロウがこびりついてしまっている場合はきれいにとり除く必要がありますが、温度変化を利用すれば特に難しいことはないでしょう。また、キャンドルは火を扱うためのものですが、自然発火する危険性はほぼありません。そのため、分別してきちんと処分すれば何か問題に発展することはないので心配はありません。

キャンドルを楽しむなら、最後の処理までしっかりとおこなうことが大切です。お気に入りのキャンドルであれば、最後まできれいに処理することでよい気分でいられるのではないでしょうか。日常的にキャンドルを使用するなら、キャンドルの正しい捨て方までしっかりと習慣化したいところですね。キャンドルを処分するときは、捨て方に注意してきちんと処理するようにしてください。