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離乳食資格とは

離乳食に関する知識やスキルを証明する資格は、いくつか種類があります。代表的なものをご紹介します。
幼児食マイスター®は、日本安全食料料理協会が運営する認定試験で取得できます。筆記試験で離乳食から幼児食まで幅広い知識とスキルが求められます。資格を取得する目的は、自身の育児のために知識を深めたい。保育士や幼稚園教諭などの仕事で役立てたい。離乳食指導の仕事に就きたい等があげられます。

幼児食の知識を身に付ける3つのメリット

幼児食とは、離乳食の完了した1歳頃から6歳頃までの子供が口にする食事のことです。心も体も大きく成長する時期だけに、毎日の食事内容が子供の将来にも大きく影響してきます。 幼児食の知識を身に付けることで、どのようなメリットを得られるのでしょうか?おもなメリットを3つに分けてご紹介します。

メリット1知識に基づき、保護者に対してアドバイスできる

幼児食の資格を取るメリットのひとつとして、「知識に基づき、保護者に対してアドバイスできる」点が挙げられます。 1食1食に気を使い、子供のためのメニューを家族とは別に用意するのは、どんなに料理好きのママであっても、なかなか難しいものです。幼児食の資格を取ることで、「できる限り子供の体に配慮した物を食べさせたい」という保護者の方に、適切なアドバイスができる知識を身に付けることができます。

メリット2子供の年齢や体格に適切な栄養バランスや食事量を判断できる

2つ目のメリットとして「子供の年齢や体格に適切な栄養バランスや食事量を判断できる」点が挙げられます。 幼児食を必要とする時期の子供は、食事を通してさまざまなことを学びます。味覚はもちろん、食材それぞれの香りや食感を知り、フォークやスプーンを使いながら力加減や距離感をつかみ、「おいしい」という感覚を通して食べることの楽しさを知ります。また、物を噛むことで脳に刺激を与えて、発達を促すともいわれています。このように、食事は子供の体の基礎を作るだけではなく、心の成長にも密接に関係しているのです。 ただし、年齢によって食べられる量や噛み切れる硬さ、食への興味は異なるため、成長に合わせて食事を変えていく必要があります。そんなとき、幼児食の知識があれば、その子に必要な栄養を踏まえた上で、適切な量や食べやすい食事内容を考え、楽しんで食べるための工夫を凝らすことができるようになります。

メリット3アレルギー体質の子供に安全な食事を用意できる

3つ目のメリットとして、「アレルギー体質の子供に安全な食事を用意できる」ことが挙げられます。 最近はアレルギー体質の子供も増えており、個別の対応が必要になる場面も多く見られます。保育園などでは、アレルギー除去食など個別の対応に追われる保育士や調理師も少なくないようです。一歩間違えれば命に関わることだけに、アレルギーの知識は必要不可欠なものです。 幼児食の資格を取るための学びの中には、アレルギーに関する内容も含まれているため、「このアレルギーの子はこの食材も避けたほうがいい」「この食材を代用すればおいしく仕上がる」など、幅広い応用が可能となります。

幼児食の資格を取るために必要な知識

幼児食の資格を取得するには、次のようなことを理解する必要があります。
  • 子供の成長に合わせた献立に関する知識
  • しつけにつながる知識
  • 幼児食に向く食材と向かない食材
  • 食品添加物などの問題に関する知識
  • アレルギーに関する知識
  • 実践的なレシピ
  • 年齢別の必要栄養や食事量
このような知識を身に付けることで、保護者に向けて幼児食で気を付けるべきポイントを伝えたり、それぞれの子供に最適な食事を提案したりできるようになります。

幼児食の資格を取ると、こんなステップアップが可能!

幼児食の資格を取ることで、次のような職業でも活躍の幅を広げられるようになります。

子供が多い地域の飲食店スタッフ

子育て支援の充実した地域や、子供向け施設の多いエリアにある飲食店では、こだわりのお子様メニューを提供する店が少なくありません。そのような飲食店のお子様メニューには、オーガニック食材だけを使用したものや、子供が喜ぶかわいい見た目のプレートなど、保護者が食べさせたいと感じたり、子供自身が食べたいと思えたりする訴求力が必要です。しかし、コストも考えなければならず、頭を抱えるシェフも少なくないようです。 そんなとき、幼児食の知識を活かしてメニュー開発に携われば、整った栄養バランスで見た目もかわいい食事を、リーズナブルに提供することができます。オリジナリティを発揮したり、限られた予算の中でアレンジしたりすることが好きな人には、最適な環境といえるのではないでしょうか。 また、店の空いている時間を利用して、ママを対象としたイベントを開催するなど、新しい試みを提案すれば、店の知名度や売上アップにも貢献できます。将来的に、その店にとって欠かせない存在になれるかもしれません。

保育園の調理師

保育園の調理師は、保育園に通う子供たちへの食事やおやつの提供を通して、子育てを支援する仕事です。管理栄養士の資格や調理師免許を持っている人がほとんどですが、幼児食に関する知識のある人は、まだまだ少ないのが現状です。 保育園には、食べ過ぎの子供や少食の子供、アレルギー体質の子供など、さまざまな子供たちがいます。その一人ひとりに最適な食事やおやつを提供するだけでなく、「どうすれば1歳児でも食べやすくできるかな?」「野菜嫌いを克服するにはどんなメニューがいい?」といった保護者の悩みをいっしょに解決していけるのは、幼児食の豊富な知識があるからこそです。子供たちからの「おいしかった!」や「ごちそうさま」の言葉は、仕事のやりがいにもつながるでしょう。

子育て支援センターのスタッフ

子育て支援センターには、日々さまざまな悩みを抱えた保護者が訪れます。その中には、子供の食事に関して悩んでいる人も少なくありません。また、悩みの内容も、「偏食が激しい」「おやつはどのくらいが適量?」といった食事に直接関係するものから、「食事中に立ち歩いてしまう」「お箸が使えない」といったしつけに関することまで千差万別です。幅広い知識を持つ幼児食の資格保持者なら、心配する保護者の気持ちに寄り添いながら、一人ひとりに適切なアドバイスができます。 ほかにも、幼児食をテーマにしたセミナーを開いて、保護者の日々の食事づくりに役立ててもらったり、イベントを開催して、食を通じた季節の行事の楽しみ方を親子で味わってもらったりするなど、幼児食の知識を活かして、食の楽しさを広めていくこともできるようになります。

「食育」が注目される今だからこそ求められる、
幼児食のプロフェッショナル

子供を取り巻く食の環境は、ここ数年で大きく変化しています。安心・安全なことはもちろん、成長、健康、しつけなど、食を通じて身に付けるすべてのことをバランス良く育んでいく「食育」が注目されているからです。そのため、幼児食の資格を持つことで、仕事の幅を広げるステップとなるはずです。 幼児食の資格を活かして働ける環境は数多くあります。これらの場所では、子供の成長を目の当たりにできたり、保護者から感謝されたりすることも多いため、やりがいを感じられます。 SARAの幼児食資格講座なら、1日30分・半年間の勉強で資格が取れるようにカリキュラムが組まれています。自分のペースで幼児食の知識を学ぶことができますので、忙しい方でも資格取得を目指しやすいでしょう。
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