心理学に関する知識やスキルを活かすことができる仕事とは?
記事更新日:2021年9月29日「心理学の知識を活かすことができる仕事」と聞くと、多くの人が思い浮かべるのが心理カウンセラーかもしれません。しかし、それ以外にも、心理学の知識はさまざまな業種や職種で役立てることができます。
ここでは、心理学の学びが仕事に与えるメリットや、心理学のスキルを活かすことができる職業について解説します。

目次

心理学を学ぶメリットとは?

心理学は、人の心理を研究する学問です。心理学を学ぶことによって、どのようなメリットが考えられるのでしょうか。
人の心のしくみを理解できる
人の心はとても曖昧で、人間の行動のほとんどは無意識に行われているといわれています。心理学は心の動きと行動パターンを科学的に反応し、そのメカニズムを解明していく学問です。人の心の奥底にある深層心理にまで関わっていくため、自分や他人の心のしくみを深く知ることができます。
悩みを抱える人の相談にのることができる
心理学の知識を身に付けると、悩みを抱える人に適切なアドバイスを行ったり、問題解決に向かうサポートをしたりすることができるようになります。心理カウンセラーとして専門的にカウンセリングを行うだけでなく、日常生活においても家族や友人、同僚などの相談にのることができます。
人と関わる仕事で心理学の知識を活かすことができる
人の心を研究する心理学は、人と関わるあらゆるシーンで役立つといっても過言ではありません。仕事においても、取引先、顧客、上司、部下など、人と人とのコミュニケーションが必要とされる場面に、心理学の知識を活かすことができるでしょう。
ストレスやトラブルに適切に対処できるようになる
心理学を学ぶことで、良好な人間関係を築く方法やストレスへの対処法などの知識が身に付きます。ストレスに対してうまく気持ちを切り替えたり、コミュニケーションスキルも向上したりするため、人間関係に関するトラブルも上手に回避することができるでしょう。
心理学の知識を活かすことができる職業とは?
心理学の知識は、人と関わる仕事全般に活かすことができるといえます。中でも、心理学のスキルを発揮しやすいのは、下記のような職業です。
心理カウンセラー
心理カウンセラーとして活動するには、心理学の知識が必要不可欠です。カウンセリングでは、相談者の話をただ聞いていればいいというわけではありません。傾聴と共感を基本に相手の悩みに寄り添い、相談者自身が問題解決を見いだすための適切なアドバイスが求められます。
メンタルトレーナー
メンタルトレーナーは、心理的な側面からのトレーニングによってその人が持っている精神力を強化し、ベストなパフォーマンスを引き出せるようにサポートする仕事です。スポーツの分野を中心に、近年では企業や教育現場などでもメンタルトレーニングが取り入れられるようになってきました。目標達成に向けてトレーニング効果を最大限に発揮させるには、心理学の専門知識が必要不可欠です。
営業職
心理学の知識があれば、言葉だけでなく行動や表情からも、相手の心理状態を推し量ることができるようになります。心理学には、相手から自分の望む反応を引き出すようなテクニックもあるため、商談や交渉のほか、プレゼンテーションの際にも有効活用できるでしょう。
接客・サービス業
接客業やサービス業で大切なことは、「お客様に信頼されること」「お客様に喜ばれるサービスを提供すること」だといえます。心理学を学んでコミュニケーションスキルを向上させれば、顧客との確かな信頼関係を築くことができるでしょう。市場や顧客のニーズをつかみ、サービスの提供に活かすこともできます。
販売・マーケティング職
心理学の分野のひとつである社会心理学は、集団生活における人の心理を研究し、販売心理や群集心理などを対象にします。このような専門知識に基づいてマーケティングを展開すれば、商品やサービスの販売実績を効率良く伸ばすことができるでしょう。
教員・講師
学校生活において、友人関係や勉強、進路などに悩みを抱える子供は少なくありません。心理学の知識があれば、子供の様子から問題の兆候に気付くことができ、適切なケアにつなげることが可能でしょう。また、学習内容を理解しやすくするための工夫を、心理学の知見から提案することもできます。
コンサルティング業
心理学の知識に基づきクライアントのニーズに応えることで、コンサルタントとして信頼を得ることができるでしょう。従業員のモチベーションや研修などの相談に対して提案やサポートを行う人事コンサルタントも、心理学の知識を活かすことができる仕事のひとつです。
人材業界
就職希望者の相談を受け、キャリアをサポートする人材紹介会社の仕事は、キャリアカウンセラーの領域と重なる部分が多くあります。心理学の知識を活かして就職希望者の思いと向き合い、適した仕事や職場を提案することで、就職希望者と紹介先の両方から信頼と感謝を得られるでしょう。
心理学を学んだ経験は就職でも有利に働く

心理に関わる仕事を志望するなら、心理学の専門知識は必要不可欠です。しかし、それ以外の職種への就職や転職を希望する場合にも、心理学を学んだ経験は有利に働くこともあります。
心理学の知識は、相手の気持ちを理解し、価値観を共有するために役立ちます。例えば、採用面接の際にも、面接官からの質問に対して、心理学の知識を応用することで適切な回答を導き出すことができるでしょう。また、心理学に関する資格を取得していれば、専門知識やスキルを習得している証明になり、就職や転職の際のアピールにもなります。
なお、心理学の知識があれば、就職後も社内の人間関係を良好にしたり部下の自信を引き出したりすることも可能なため、マネジメントや社内教育にもプラスに働くはずです。
心理学の知識は幅広い仕事に活かすことができる
心理学の知識は、心理カウンセラーなどの専門職だけではなく、人と関わる仕事全般に活かすことができます。
人と人とのコミュニケーションは、社会生活の基本ともいえるもの。人の心理を深く理解し、社内外のコミュニケーションに活かすことで、業務の実績や周りからの信頼も高めることができるでしょう。
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