カウンセリングとは?行う際の注意点やおすすめの資格を紹介!|資格のSARAスクール
現在位置
通信教育・通信講座SARAトップ > 心理学・カウンセラーの資格取得講座一覧 > 心理カウンセラー資格・メンタル心理資格取得講座 > カウンセリングとは?行う際の注意点やおすすめの資格を紹介!

カウンセリングとは?行う際の注意点やおすすめの資格を紹介!

心理カウンセラーなどの職業においては、カウンセリングを通じて相談者の悩み・不安・願望を理解し、心のケアや問題の解決に導きます。
心理カウンセラーを目指している方や、憧れを抱いている方の中には、カウンセリングの知識やスキルを習得したいとお考えの方もいらっしゃることでしょう。
実際、効果的なカウンセリングを実施するには、さまざまな知識やスキルの土台が必要です。
本記事では、カウンセリングの目的や行う場所、気をつけるべき点について解説します。

目次

カウンセリングとは?

カウンセリングとは、心に悩みや苦しみを抱えた人の話を聞いて相談者の成長を促したり、問題を解決できるよう支援したりすることです。
カウンセリングは元々「相談する」「助言する」などの意味がある英語「Counseling」からきています。
カウンセリングする人を主にカウンセラー、カウンセリングを受ける人を相談者やクライエントなどと呼びます。

カウンセリングの目的

カウンセリングの目的は、相談者が気持ちや考えを整理して、問題解決の糸口を見つけることです。
単純にアドバイスするのではなく、カウンセラーは問題の解決法を一緒に考えたり、問題が解決できるように支援したりします。
カウンセラーは相談者の話に共感することで、相談者の気持ちを軽くする、前向きに生きられるように導くといった支援をするのも大切です。
また、カウンセリングには相談者が精神的な疾患になるのを防止する、すでに患っている精神的な疾患を改善する役割もあります。
相談者の生きづらさを解消し、前向きな気持ちを持てるようにするのがカウンセリングの重要な役割です。

カウンセリングによって期待できる効果

カウンセリングによって期待できる効果は、以下のとおりです。
・気持ちがすっきりして、心が軽くなる
・自分が陥っている状況を理解できる
・自分の気持ちを整理できる
・自己肯定感や自信が生まれる
・カウンセリングによって得た知識を身近な人間関係に応用できる
・とらわれていた考えやこだわりから開放されて新しい自分に出会える
カウンセリングによって期待できる効果を知っておくことで、適切な方向に相談者を導けるカウンセラーになれるでしょう。

カウンセリングとセラピーの違い

カウンセリングは相談者自身が問題を解決していくのに対して、セラピーはセラピストが具体的な問題解決法を提示します。
セラピストの例として、お客様が選んだ色から心理状態を探る「カラーセラピスト」、お客様の悩みを聞いておすすめのアロマを紹介する「アロマセラピスト」などが挙げられ、お客様の悩みが早く、確実に解消できるよう支援します。
一方、カウンセリングはカウンセラーがすぐにアドバイスしたり、解決策を教えたりすることはありません。
相談者の本心を聞き出す、考えをまとめるといったカウンセリングにおけるテクニックを使って、相談者自身が問題を解決できるよう導くのがカウンセリングの役割です。

カウンセリングの手法・方法

カウンセリングを行うといっても、対面や電話など、いくつかの手段があります。
カウンセリング方法別の特徴や、相談者が感じるメリット・デメリットは下表の通りです。

カウンセリングの手法・方法 特徴 メリット デメリット
対面での個人カウンセリング カウンセラーと相談者が1対1で行うカウンセリング方法 ・ほかの人に話を聞かれる心配がない
・表情が見えたり、身振り手振りを使えたりするため相手に話を伝えやすい
・対面で話すため緊張感が生まれやすい
対面でのグループカウンセリング カウンセラーと複数の相談者が集まって行うカウンセリング方法 ・同じ悩みを持つ相談者と話すことで、自分ひとりでは生まれない考え方を養える ・ほかの人に相談内容が聞かれる
・複数人の前で話す必要がある
オンラインカウンセリング オンライン上で行うカウンセリング方法 ・都合のよいタイミングでカウンセリングを受けられる ・オンラインで話せるようパソコンや携帯などを設定する必要がある
電話カウンセリング 電話で行うカウンセリング方法 ・外に出なくても済む ・表情が見えないため、話が伝わりにくい可能性がある
メールカウンセリング メールやチャットで行うカウンセリング方法 ・自分の好きなタイミングでやり取りできる
・直接話さずに済む
・文章でのやり取りのみであるため、話が伝わりにくい可能性がある

表情が見えない電話やメールによるカウンセリングの場合、相談者の声や文章から気持ちを汲み取るといったより高度なテクニックが必要になるでしょう。

カウンセリング技術を活かせるフィールド

カウンセリングのなかでも「やる気が出ない」といった精神的な悩みや「仕事が自分に合っていない」といったキャリアの悩みなど、相談内容が多岐に渡るため、カウンセリング技術を活かせるフィールドもさまざまです。
下表に、カウンセリングを行う主な場所と職業例を示します。

カウンセリングを行う場所 職業例
精神科や心療内科などがある医療機関 医師、公認心理師、臨床心理士
保健所や精神保健福祉センター 医師、保健師、精神保健福祉士
カウンセリング室がある会社 産業医
カウンセリングサービスを提供する民間企業や団体 心理カウンセラー、公認心理師、臨床心理士
ハローワークや障害者職業センター キャリアカウンセラー
個人で営むカウンセリング室 心理カウンセラー、公認心理師、臨床心理士

カウンセリングを仕事にする場合、働く場所によって必要な資格が異なります。
国家資格である「公認心理師」や内閣府が認可する「臨床心理士」は信頼性の高い職業ですが、資格を取得するには大学や大学院で必要な科目を修了しなければなりません。
そのため、未経験からカウンセラーに転職したい方や、近くに学校がない方などは、まずは講座の受講や在宅の受験で済む資格を取るのがおすすめです。
カウンセラーを目指す方におすすめの資格は5章で紹介するため、ぜひ参考にしてください。

カウンセリングを行う際の3つの注意点

カウンセリングとは、相談者の話を聞いて問題を解決できるよう支援することです。
しかし、カウンセリングする際には、いくつかの注意点があります。

相談者の話をしっかり聞く

カウンセリングを行ううえで、相談者の話を丁寧にしっかり聞くのが大切です。
なぜなら、カウンセラーは相談者と一緒に問題解決法を考えるのが仕事で、相談者と信頼関係を築く必要があるからです。
カウンセリングは「信頼関係を築く時期」→「深く対話する時期」→「今後を意識する時期」の流れで進みます。
どの時期においても、カウンセラーは問題の解決方法を教えるのではなく、相談者の本音や考えを聞き出せるような環境をつくりましょう。
また、カウンセラーと相談者は対等の立場で、夫婦や親子など複数人カウンセリングする場合は、中立の立場でいるのが重要です。
対等・中立の立場を守るには、相談者の話を否定したり、褒めたりといった評価をしないように注意してください。

個人的な関係を持たない

カウンセラーと相談者が友人関係や交際関係などの個人的な関係をもつのは好ましくありません。
カウンセリングの効果を感じてもらうには、カウンセラーと相談者の信頼関係が大切です。
第三者の立場だからこそ、相談者が安心して本音でカウンセラーと話せます。
また、カウンセリングでは相談者自身が問題を解決しなければなりませんが、カウンセラーと個人的な関係をもつことで、依存した関係になる可能性もあります。
カウンセラーは相談者との個人的な関係を避けるために、自分のプライベートな話をしないよう注意してください。

カウンセリングで得た情報を口外しない

カウンセリングの際に相談者が話した内容を校外するのは厳禁です。
相談者はカウンセラーを信頼し、本音で話しているため、その信頼を裏切るような行為は避けてください。
もし、相談者から聞いた内容を保護者や警察などに話す必要性があると感じた場合は、相談者の許可をとってから外部の人に伝えましょう。
カウンセラーとして従事するならば、守秘義務を厳守するのが大切です。

心理カウンセラーになるために必要なものとは?

心理カウンセラーになるために必要なものとは?

心理カウンセラーは、人々の悩みに寄り添うメンタルの専門家です。心理カウンセラーになるためには、何が必要なのでしょうか。

心理カウンセラーに関連する資格

心理カウンセラーに関わる資格は、国家資格と民間資格を合わせて数多くの種類があります。しかし、心理カウンセラーになるために必須となる資格はありません。場合によってはなんの資格がなくてもカウンセラーを名乗り、カウンセリングを行うことも可能です。
しかし、職場によっては、資格を取得していることが採用の条件になることがあります。医療機関で働く心理カウンセラーや、学校で働くスクールカウンセラーは、国家資格である公認心理師といった資格を求められるケースが多いでしょう。

専門的な知識

心理カウンセラーになるために絶対に必要な資格はないとはいえ、カウンセリングを行う上で専門知識は必須です。そのため、心理学などに関する資格を保有していないと、専門知識を習得していることの証明が難しいため、相談者の信頼も得られにくいでしょう。
実際に、ほとんどの心理カウンセラーは、なんらかの資格を取得して活動しています。

相手に寄り添う気持ち

心理カウンセラーのおもな仕事であるカウンセリングは、相談者の話をじっくり聞くことから始まります。相手の話に耳を傾けながら、気持ちに寄り添うことができないと、相談者からの信頼を得ることも難しいでしょう。
カウンセリングは、相手への興味や関心を持って、理解しようとする気持ちが大切です。

カウンセリングを勉強する方法

相談者に対して適切なカウンセリングを行うには、心理学の専門知識や技法を身に付ける必要があります。これらを学ぶには、どのような方法があるのでしょうか。

大学や専門学校などに通う

大学の心理学部をはじめ、文学・教育学・社会学・人間科学系の学部では、心理学を専門的に学ぶことができます。また、専門学校の中にも、カウンセリングの勉強ができるコースを設けている学校もあります。卒業までに時間と費用はかかりますが、専門知識を確実に身に付けることができるでしょう。

本や参考書で独学する

カウンセリングに関する専門書や参考書は、多く販売されています。それらの書籍を活用して、カウンセリングの専門的な知識を勉強することが可能です。
心理カウンセラーの資格の中には、試験の過去問題集が販売されていることもあり、独学で資格取得を目指すことも不可能ではありません。

通信講座で学ぶ

学校に通う時間が作れない人や、独学での勉強には不安を感じるという人には、通信講座がおすすめです。カウンセリングの基礎から専門的な内容まで体系的に勉強することができ、中にはカリキュラム修了と同時に、心理カウンセラーの資格を取得できる通信講座もあります。

日常生活でカウンセリングスキルを磨くコツ

日常生活でカウンセリングスキルを磨くコツ

カウンセリングスキルは、日常生活の中でも磨いていくことができます。普段から意識して行動することで、学んだ知識をより確かなものにすることができるでしょう。

人の話をよく聞く

友人や家族と会話をするときにも、相手の話をよく聞くことを意識するといいでしょう。普段、自分の意見を主張しがちな人は、言いたいことがあってもひと呼吸置いて、相手の様子や話の内容に集中してみることをおすすめします。

人生経験を振り返る

カウンセリングでは、カウンセラー自身の人生経験が活きることがあります。友人関係や学業、仕事、恋愛、家族のことなど、誰もが必ず人生において悩んだ経験があるはずです。自分の経験を振り返り、整理しておくことで、相談者の立場をより理解できるようになるでしょう。

カウンセリングの勉強で大切なこととは?

カウンセリングの知識やスキルを身に付けるためには、いくつか大切なことがあります。日頃から心掛けておきたいポイントについて見ていきましょう。

学習意欲とモチベーションの維持

カウンセリングや心理学に関する勉強は範囲が広く、なおかつ内容も複雑です。日常生活ではあまりなじみのない専門用語についても、しっかりと学ばなければなりません。意欲を持って学習に取り組むと同時に、自分に合った勉強方法を選ぶことも大切です。
また、カウンセリングの勉強は専門的な内容も多いため、途中で挫折しそうになることがあるかもしれません。特に、独学でカウンセリングを勉強する場合、モチベーションの維持は大きなポイントになります。目指す資格や活動分野を明確にするなど、目的意識を持って勉強に取り組むようにしましょう。

経験からの学び

カウンセリングスキルは、知識として持っているだけでは、本当に身に付いているとはいえません。たとえ一見同じような悩みでも、相談者の考え方や性格などは一人ひとり異なります。多くの知識を習得後、資格を取得してもそこで学びをやめるのではなく、実際にカウンセリング経験を積み、対応力と技術を磨いていく必要があります。

通信講座でカウンセリングを学ぶメリット

カウンセリングを勉強したいと思っても、「大学や専門学校に通うのは、時間や費用の面で難しい」という人は多いかもしれません。とはいえ、独学するのも、専門書の選び方がわからず戸惑ってしまう人もいるでしょう。そのような場合におすすめなのが、通信講座です。

仕事や家事、育児などとの両立がしやすい

通信講座の大きなメリットは、場所や時間を選ばず、自分のペースで勉強ができることです。家事や子育て、仕事などで忙しい人も、隙間時間を活用してカウンセリングの学習を進めることができます。

費用を抑えて短期間で学べる

大学や専門学校で勉強しようとすると、卒業までには長い期間が必要になります。対して、通信講座の中には、短期間で修了できるように最適なカリキュラムが組まれているものも多くあります。また、費用面でも、大学などの学費に比べて大幅に抑えることができるでしょう。

実践的な知識を学べる

多くの通信講座では、心理カウンセラーになりたい人や心理学の知識を日常生活で活かしたい人を対象に、カウンセリングの実践的なスキルを身に付けられるよう、カリキュラムが工夫されています。知識ゼロの状態からでも、実践レベルまで無理なくステップアップすることが可能です。

疑問や不安をサポートしてもらえる

カウンセリングの勉強には専門的な内容が多いため、疑問点や不明点が出てくることもあるでしょう。通信講座には、受講生の質問に無料で対応するサービスを用意しているものもあります。そのような講座を選べば、疑問や不安をその都度解消でき、モチベーションの維持にもつながります。

無理なく資格取得が目指せる

通信講座の中には、カリキュラム修了と同時に、試験免除で心理カウンセラーの資格を取得できるものがあります。
プロのカウンセラーを目指すのであれば、初心者からでも無理なく資格取得が可能な通信講座を選ぶのがおすすめです。

カウンセラーになりたい人におすすめの資格5選

未経験からカウンセラーを目指す方や、自分のために心理学を学びたい方は、まずは学校に通わずに自宅で勉強でき、在宅受験が可能な資格に挑戦するのがおすすめです。
心理学を学べる資格といっても、種類によって福祉や行動など内容が異なるため、自分に合った資格を見つけてみてください。

メンタル士心理カウンセラー資格

メンタル士心理カウンセラー資格の試験で出題される内容は、以下のとおりです。
・基礎知識
・心理的ストレスの主な原因と症状
・回復するための治療法、治療に関して知っておくこと
メンタル士心理カウンセラー資格の試験詳細を下表に示します。

メンタル士心理カウンセラー資格の試験詳細
受験資格 特になし
受験料(税込) 1万円
受験申請 インターネットから申込み
受験方法 在宅受験
合格基準 70%以上
検定試験日程 2・4・6・8・10・12月の20~25日

メンタル士心理カウンセラーとは、相談者の話を聞いてコミュニケーションをとることで、相談者自身が問題を解決できるようサポートする仕事です。
メンタル士心理カウンセラーは人の話を聞くのが得意な方や、人から相談されやすい方に向いている職業です。
病院やクリニック、企業内のカウンセラーとして働くことが多いですが、在宅でカウンセラーをしたり、カルチャースクールで講師活動をしたりもできます。
勤務先が多岐に渡り、副業として働くこともできるメンタル士心理カウンセラーは、カウンセラーを目指す方におすすめの職業です。

福祉心理カウンセラー資格

福祉心理カウンセラー資格の試験で出題される内容は、主に以下のとおりです。
・相談者と家族の関係性
・心理的な症状
・入院までの過程
・自宅療養の過程
・リハビリテーションと自立支援
・在宅介護での自立支援の在り方
福祉心理カウンセラー資格の試験詳細を下表に示します。

福祉心理カウンセラー資格の試験詳細
受験資格 特になし
受験料(税込) 1万円
受験申請 インターネットから申込み
受験方法 在宅受験
合格基準 70%以上
検定試験日程 2・4・6・8・10・12月の20~25日

福祉心理カウンセラーは、福祉の現場で人々のストレスが起因する症状を見極め、症状に合わせて改善する仕事です。
福祉心理カウンセラーが活躍できる場所として、医療機関や福祉施設、教育機関などが挙げられます。
働く場所によって仕事内容は異なりますが、孤独な高齢者だけでなく、子育て疲れの親や一人親の問題を改善するのも仕事のひとつです。
福祉心理カウンセラーだけでなく「福祉心理アドバイザー」「福祉住環境コーディネーター」「訪問介護員」などの職業においても、資格を活かして働けます。
これからカウンセラーを目指す場合、高齢化社会が進み、今後需要が高まり続ける福祉に関する仕事をするのもおすすめです。

行動心理カウンセラー資格

行動心理カウンセラー資格の試験で出題される内容は、主に以下のとおりです。
・アンダーマイニング効果
・ウィンザー効果
・単純接触効果
・イエス誘導法
・権威への服従原理
行動心理カウンセラー資格の試験詳細を下表に示します。

行動心理カウンセラー資格の試験詳細
受験資格 特になし
受験料(税込) 1万円
受験申請 インターネットから申込み
受験方法 在宅受験
合格基準 70%以上
検定試験日程 2・4・6・8・10・12月の20~25日

行動心理カウンセラーとは、人の行動や仕草からどのように感じているのか、どのような心理状態にあるのかを読み取って、適切なケアやアドバイスをする仕事です。
主な勤務先は企業や商業施設などで、講師として教室を開くのも可能です。
行動心理カウンセラー以外にも、資格を活かせる職業として「行動主義心理アドバイザー」「行動心理士」などが挙げられます。

夫婦心理カウンセラー資格

夫婦心理カウンセラー資格の試験で出題される内容は、主に以下のとおりです。
・夫婦関係の問題解決・関係構築
・家族関係の問題解決・関係構築
・夫婦間の問題が子どもに与える影響
・子どもと親の関わり方
夫婦心理カウンセラー資格の試験詳細を下表に示します。

夫婦心理カウンセラー資格の試験詳細
受験資格 特になし
受験料(税込) 1万円
受験申請 インターネットから申込み
受験方法 在宅受験
合格基準 70%以上
検定試験日程 2・4・6・8・10・12月の20~25日

夫婦心理カウンセラーとは、夫婦間や親子間などに問題を抱えている家族にカウンセリングを行い、適切にアドバイスする仕事です。
夫婦心理カウンセラーが活躍できる場所は、医療・教育・福祉などの分野で、個人でオンラインカウンセリングを行うケースもあります。
家族関係に関する相談を受けるため、カウンセラー自身も結婚や子育ての経験があるほうがよいでしょう。
夫婦心理カウンセラー以外にも、資格を活かせる職業として「心理カウンセリングインストラクター」「社会福祉士」「ケアマネジャー」などが挙げられます。

キッチン心理カウンセラー資格

キッチン心理カウンセラー資格の試験で出題される内容は、主に以下のとおりです。
・環境の変化
・ストレスを溜めやすい人の特徴
・キッチンレイアウトについて
・キッチンの種類・役割
キッチン心理カウンセラー資格の試験詳細を下表に示します。

キッチン心理カウンセラー資格の試験詳細
受験資格 特になし
受験料(税込) 1万円
受験申請 インターネットから申込み
受験方法 在宅受験
合格基準 70%以上
検定試験日程 2・4・6・8・10・12月の20~25日

キッチン心理カウンセラーとは、キッチン周りの環境やインテリアに役立つ知識と心理学を応用して、毎日立つキッチンに対して不快感や悩みを抱える人にカウンセリングを行い、問題解決に導く仕事です。
キッチンは住宅のみでなく、ホテルや学校、施設などにも存在するため、キッチン心理カウンセラーが活躍できるフィールドは多岐に渡ります。
そのため、キッチン心理カウンセラー資格は、住宅や飲食店などのリフォーム・インテリアに関する仕事を行う方にもおすすめの資格です。

自分に合った勉強方法でカウンセリングスキルを学ぼう

心理カウンセラーを目指すなら、カウンセリングについての勉強は必要不可欠です。カウンセリングの知識を身に付けるには、学校に通う、独学、通信講座など、さまざまな勉強方法があります。
専門的な内容をきちんと網羅するためにも、自分に合った続けやすい方法で学習に取り組むようにしましょう。

まとめ

カウンセリングとは、心に悩みや苦しみを抱えた人の話を聞いて相談者の成長を促したり、問題を解決できるよう支援したりすることです。
対面での個人カウンセリングやオンラインカウンセリングなど、カウンセリングの手法・方法は多岐に渡ります。
カウンセリングを行う際は、個人的な関係をもたない、カウンセリングで得た情報を口外しないといった点に注意してください。
未経験からカウンセラーを目指す方や、自分のために心理学を学びたい方は、自宅で勉強・受験ができる資格に挑戦してみましょう。

心理カウンセラー資格・メンタル心理資格に関する記事一覧