カウンセリングに必要な心理アセスメントとは?その概要や手順・手法を解説 | 資格取得の通信講座・通信教育SARAスクール
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カウンセリングに必要な心理アセスメントとは?概要とその方法を解説

心理アセスメントは、心に問題を抱えている人の悩みを解決するために欠かせないものです。とはいえ、一般的にあまりなじみのある言葉ではないため「どんなことをするのかよくわからない」という人も多いかもしれません。
心理カウンセラーを目指すなら、心理アセスメントについてしっかりと理解しておく必要があります。ここでは、心理アセスメントの意味や手順、方法などについて詳しく解説します。

カウンセリングに必要な心理アセスメントとは?概要とその方法を解説
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心理アセスメントの目的と役割

心理アセスメントとは、具体的にどういったものなのでしょうか。アセスメントとは、評価や判断という意味です。心理学においては、カウンセリングや心理療法を用いて悩みを問診するということ。クライアントの情報についてしっかりと情報を集め、それにより問題や解決策を提示するのが心理アセスメントのおもな目的です。
カウンセリングにおいて心理アセスメントは、クライアントの今後の方向性を伝えるという役割を果たします。問題を明らかにするだけでなく、可能な解決策をしっかりと提示することが重要といえるでしょう。そのために大切なのが、丁寧な情報収集です。クライアントの未来を左右する可能性もあるため、心理アセスメントは慎重に行われます。

心理アセスメントの手順

心理アセスメントは、どのような手順を踏む必要があるのでしょうか。続いては、心理アセスメントの基本的な流れについて見ていきましょう。

1. 問診

まずは問診をします。具体的には、クライアントと面談を行って、相談内容を把握します。クライアントの訴えや背景を的確に把握するためには、質問や観察を通した情報収集が大切です。

2. 行動観察

場合によっては行動観察を行い、クライアントの状況を総合的に判断します。話し方やしぐさ、表情、姿勢といった行動も、心理アセスメントにおいては重要な情報のひとつです。

3. 心理検査

心理テストを行って、客観的に状態を見る場合もあります。心理テストの結果そのものだけではなく、テストの際のクライアントの言動などについても、注意深く観察する必要があるでしょう。

4. 周囲への情報収集

本人だけではなく、家族や周りの友人にも話を聞いて、間接的な情報を集めます。本人や家族の了解を得た上で、学校や医療機関といった関連施設と情報を共有するケースもあります。

心理アセスメントの手法

心理アセスメントの具体的な手法には、いくつかの種類があります。それぞれの違いについて押さえておきましょう。

行動観察法

行動観察法は、クライアントの行動を観察して情報を得るという、最も基本的な手法です。本人の行動の様子を実際に見ることは、現状を把握するのにとても役立ちます。一見、つかみきれないその人の心の動きを知るきっかけになる可能性もあります。

面接法

面接法は、話をしながら悩みの要因を引き出す手法です。相手に質問をしながら、悩みの背後や奥底にある要因を探し出します。相手が話しやすいように質問の仕方を工夫する必要があり、コミュニケーションのとり方が重要になる方法です。話しやすい雰囲気づくりに配慮することも求められます。

検査法

検査法は、心理テストなどを用いる手法です。検査法にはさらにいくつかの分類があります。それぞれ似ている点もありますが、異なる手順を用いることでさまざまな状況を読み解くことができるようになっています。

・質問紙法
質問紙法は、あらかじめ質問が書かれた用紙に記入してもらい、それを査定する方法です。検査法の中では最もメジャーな方法だといえるでしょう。

・投影法
投影法は、自分自身が感じたことを自由に回答してもらい、それを基に本人の様子を判断する方法です。

・作業法
作業法は、一定の条件下で単純作業を行い、作業の過程や結果などからその人の特性を判断する方法です。その人の作業効率を測ることで、性格や情緒を判定していきます。

心理アセスメントの注意点

心理カウンセラーによるカウンセリングは、クライアントの将来に大きく影響する可能性もあります。そのため、心理アセスメントを行う際には、下記のような注意点を知っておく必要があります。

客観的な情報と主観的な情報を見極める

心理アセスメントでは、クライアントに関するさまざまな情報収集をします。このとき、本人の主観的な意見や考えと、行動や心理テストなどから得られる客観的な情報を、しっかりと区別して整理しなければなりません。客観的な情報と主観的な情報が入り交じってしまうと、適切な判断をすることはできないでしょう。

信頼関係を大切にする

心理アセスメントは、相手の話をしっかりと聞くことが大切です。しかし、だからといって、詮索するような尋ね方や意見を押し付けるようなことをしてはいけません。理解と共感を示しながら話に真摯に耳を傾け、クライアント本人から積極的に話をしてくれるような信頼関係を築きましょう。

プライバシーや秘密を守る

心理アセスメントで知り得た情報は、クライアント本人の同意なしには、絶対に他人に漏らしてはいけません。クライアントのプライバシーを守るため、情報の管理にも十分な注意が必要です。

心理テストでわかることとは?

心理テストと聞くと、占いに近いイメージを持つ人もいるかもしれませんが、心理学における心理テストはきちんとした根拠に基づいて行われるものです。心理テストによってどのようなことがわかるのかを解説しましょう。

知能・能力・性格などの多方面から判断できる

心理テストからは、知能や能力をはじめ、性格についても読み解くことができます。多方面からクライアントの素質を判断し、その内面を的確に把握することが可能なため、心理テストは非常に有用なものとして活用されています。心理テストでわかった内容を基にして問題の解決を目指すと、より正しい道筋を見つけられる可能性が高くなります。

深層心理まで知ることができる

心理テストでは、クライアントの深層心理も明らかにすることが可能です。ただ話を聞いたり、行動を見たりするだけでは、場合によっては本質を見落とす可能性があります。心理テストを活用すれば、どのような思考によって言動しているのかが理解しやすくなるため、問題解決に向けた糸口が見つかるでしょう。

心理カウンセラーにとって重要な心理アセスメント

心理アセスメントは、一度行えばいいというものではありません。必要があれば何度も実践し、クライアントの本質に近づくことで、表面には表れない深層心理までしっかりと理解できるようになるのです。心理アセスメントを丁寧に行うとクライアントの信頼も得られ、より具体的な話を引き出せるでしょう。
心理アセスメントにはさまざまな手法があり、どの手法をどのように使い分けるべきかは、クライアントによって異なります。心理カウンセラーを目指すなら、それぞれの手法の特徴について知識を深め、適切なアドバイスができるようにしましょう。

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